記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。

「蒼翠炎雷」を全曲聴いて

待ち侘びた蒼翠炎雷!届いたのでせっかくなのでざっくり感想を綴っておきます サイコーだったよ!

1.奥義不動雷鳴秘孔剣

ずっと冒頭の「いよぉーっ!」が入るかどうかでソワソワしてたけどキッチリ入ってましたね!!!めちゃくちゃ嬉しい それだけで完璧です。

前回ツアー蒼翠炎雷の始まりを彩る和風マシマシなこの曲!このインストから入ることで「今回本当に和風テイストで来ましたよ」とアピールしてくる感じがすごく好きです。

この焦ったいくらいの立ち上がりがライブまで心を持って行ってくれてすごく心地いいですね カッコいいだけじゃなくてフレーズ自体がどこか切ないメロディで構成されてるのがきっくん作インスト感出てるし

2:14〜あたりからの転調の音が更にリッチになってて凄くいい〜し
2:54〜からの畳み掛けも最高にアガる

蒼翠炎雷ツアーをしっかり土台から支えるインストに仕上がってて最高でした!


2.妖道中膝栗毛

う ら ぎ ら れ ま し た !!!!!

クロスフェードでこんなの無かったよ!!!めちゃくちゃ合いの手コーレスマシマシになってるじゃ無いですか!!!!!やだー!!!!!!!!!

こんなのずるいよ(五体投地)

これはもう来年やるからちゃんと覚えてきてねですよね明らかに!!!

この曲はやっぱコールあってお祭り騒ぎなのが最高ですね ライブで聴いた時の盛り上がりが完成系だと思ってたのでアルバム収録もかなり騒がしくしてくれてすごく嬉しかったです!!

わっしょい!パートもレスポンス式になってて面白い 次のツアーではメンバーの後に続いてわっしょい出来そうですね!!!

歌詞に触れていくとみんなが知りたかった早口パート

K「邪気乱 打つ神解け」
ジャケラ ウツ カミトケ
→取るに足らない 落雷

e「いざ回雪の袖」
イザカイセツノソデ
→さぁ、雪が舞うように袖が揺らめく

a「いと燃ゆる狂焔」
イト モユルキョウエン
→激しく燃え盛る炎

F「那由多への稜線」
ナユタヘノリョウセン
→峰から峰の果てしない道のり(つまりとても長い時間?そういう意味かも)


意訳的な感じで考えると「復活までの道のり」とか もしくは「宴の最中の様子」なのかな?とか


あとは「金蘭の契り」という単語も初めて聞いたのですが「極めて親密な友人関係」を表すみたいなので友達になりましょうとお誘いしているのかなとか……

そして最後タイトルが来るのかと思えば「妖 don't you 膝栗毛」!こりゃ一本取られた!
ただこの遊び心のある歌詞作りは天邪鬼なあろまさんらしくもありとてもイイ……

でもあくまでタイトルは「妖道中膝栗毛」なので、この曲が早口なのは敢えてなのかな?とも感じました 実際の歌詞と音として聞こえる響き どっちの解釈でもいい そんな余白とか余地のある曲な気がしますね

あんたも妖ですよね?
あんたも一緒にいきますよね?という問いかけなのか もしくは英語の響きで取れば「want you」とも当てられる気がするのであんたも一緒に妖怪やりましょうというお誘いのような気もするなぁと 思いました

早くライブでコールさせてください!!!!


3.Arrival of Fear 蒼翠炎雷ver

ライブで聴いた時もアレンジカッコ良すぎて最高だったけど音源も最高です 楽器隊が重たくて最高だし、合いの手部分とかバックコーラスがメンバーの声しっかり聞こえて厚みがあってとてもかっこいい……!!

きっくんの歌もパワーアップしてて特に
ラストの「叫べ!」のがなりが本当にカッコよくて最高オブ最高でした……

ギターソロも最後の音だけバックが消えるのもすごく良い良い良い きっくんソロ曲として更にバージョンアップされましたね


4.ALL IN MY HEART 蒼翠炎雷ver

これもかなり原曲と違うアレンジでめちゃかっこいい!シンセがライブそのままの感じなのに、サビ部分が一気に和風テイストに響くような世界観になるのがかなり好みで、蒼翠炎雷バージョンのAIMすごく好きです

1:51〜あたりからのバックのメロディがすごく繊細でキラキラしてて宝石みたいな音が粒っぽく響いてるのもすごくいいんだけど、その後の2:13〜からのピアノ?かな?アレンジがすっごくロマンチック めちゃくちゃ綺麗で上品さを増しててすごくすごく 良……

そしてラスト部分で一気に私たちの知ってるAIMに近付くのも良い 素晴らしいアレンジでした


5.Ein

とにかくカッコよくて戦闘BGMっぽさマシマシな北欧神話モチーフEin!
冒頭の荒廃感あるギターすごく好き

この曲はライブでも思ったけどかなりパート分けが細かくて、そこがえおえおさん作曲らしくてイイなと思います

各メンバー好きなパートを挙げると

FB「凍えても 歩く」
たっぷり溜めを作る歌い方好き

KIKKUN「呼び起こし 雷鳴響く」
音の残し方と高音が良

あろま「呼んでもいない」
いないのイントネーションが好き

eoheoh「不屈の魂」
はっきりと たましい と発声するのがらしいなと


6.KIKKUNのテーマ 蒼翠炎雷ver


ドンチャカしてて最高!テーマが改めてアレンジされたのがそもそも嬉しいんだけど今回のアルバムでもかなりポップに可愛らしいアレンジされてるのがすごく素敵

太鼓系の音がポンポン鳴ってて、シンセもキラキラでまさにきっくんらしいし、クロスフェードの時からそうでしたがライブでよくあるマリオSEも入っててにっこりしてしまう

1:49〜あたりのバックメロディ煌びやかできっくんという人間・キャラクターを際立ててて良〜!!!


7.TOKISHIRAZU


この曲はライブで聞いた時から個人的に浮かんでいたイメージが、この曲における「僕」はすごく無機質だなぁという感覚で、

「無力な僕」
「言葉も交わせず」

もしかしたら「僕」は言葉を交わせない存在 生物では無い=機械=宇宙船やロケットそのもの なのでは?というものでした。

結果的にアルバムでの音源の処理とかエフェクト、タイトルが同じく宇宙船の名前であった「WAKASAGI」と同じ英字なのも踏まえると意外と的外れではないのかなぁと思いました。

私の中でのこの曲の解釈は

「有人飛行が頓挫した宇宙探索 パイロットの君は自分に言い聞かせるためにも「逆らえないこと」だと言ってる でも無人ロケットとして僕は宇宙に向かう 有人飛行には早い
だから未成熟な鮭で時不知」

全体的に何処か無機質な仕上がりなのが良いなぁ


8.雹

5/5イベントで先出されたFBさん作のインスト曲
雹というタイトルに「わかる」と頷くこのひんやり感!THE BLUEは個人的夏を涼しくする一曲だったんですけどこれもめちゃくちゃ涼しくなりそう これで夏を乗り切れます ありがとうございます

1:35 このあたりで一旦静かになる感じがFBさんらしさ 感じますよね と思ったらラストでアクセル踏んでくる感じも良い


9.ばぁすとSAMURAI

久しぶりのきっくんのガチソロ!!!めちゃくちゃ嬉しかったですこれも発表
絶対ライブで「RISE!」吠えるきっくんみたいです

世界を壊して突き抜けろ!パワフルな叫びでめちゃくちゃいい サビが盛り上がりすぎないのがこういう曲らしいなと思うのと、

2:14〜あたりからの展開が本当にきっくんらしさを感じる ちゃんとこの泣きメロディが入ってくるのが大好き きっくん曲の好きなところがちゃんと詰まってるし そこからの歌詞のしっとり感もいい ライブ待ってます お願いします Oh RISE!


10.パン工場の秘密

みんな大好き パン工場の秘密
もう語るまでもありませんが このゴリゴリ感重厚感 頭を振るしかなくなる

1:00〜 重い中に飛び込んでくるきっくんのリードが本当に流星って感じで大好きです

1:50 〜 あたりの展開はライブだと絵面に気が取られてたけどめちゃくちゃかっこいい

3:28〜 ここの落ち着く部分スポットライトに照らされるきっくんを思い出して仕方ない めちゃくちゃ綺麗

ずっと聴きたくなる 素晴らしいインスト これが出来たことに感謝


11.蒼翠炎雷

今回のアルバムタイトル曲 非常にスルメ曲だったなと思います。
ツアー初めの方はどちらかといえば妖道中膝栗毛に気を取られてたけど、アーカイブが出てからは何度も何度も結果的に一番アルバムが届くまで聴き倒した曲になりました。

全体的に全体的にしっとりと聴かせるんだけど、サビでどうしても涙が溢れてしまうような そんな優しくて力強い曲だなぁと思います サビからきっくんのギターソロへの繋がりがすごく綺麗で、そのまま背中を押してくれるようで あたたかいんですよね

他の表題曲と比較するとPhoenixを聴いてる時の感覚に近いかなと個人的に感じました。

四色を大事にしたツアー 四人を大事にしたタイトル そして四人のメインパートが歌詞にも落とし込まれている 愛と温もりに溢れてました。

気になっていた「四捨五入」なぜこの単語を選んだのかと思ったけどまさかの当て字!
COSMOSが完全に新たな一歩を踏み出す挑戦的な一曲だったことに比べて、今回の蒼翠炎雷はまた「君」を大事にしてて、尚且つ、四人であることもすごく大事にしてる 素敵な曲ですよね

和風テーマでもなんでもやっぱりMSSPは
「宇宙」を翔ける 僕達 なんだな


12.無駄トーク10


芸者寿司職人笑ったし
お前が連れてきたんだろツッコミも好き
always コカコーラ
「いよぉーっ!」
やっぱりパン工場の秘密だった


改めて最高のライブと最高のアルバムをありがとうございました 聴き倒します 限定版もたのしみ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?