忘れた頃の日記【2020/11/5 thu.】
10月末がまあまあ忙しかったのと、ここ数日急に寒くなったせいで、昨日からとても腰が痛い。腰が痛いと何をしていても気が滅入ってしまう。
幸い今日は天気も良く、昨日より気温も高そうなので、体調回復を第一に心がけ動くことにする。
朝食と洗濯を済ませ、まず皮膚科の通院。
足裏の魚の目がなかなか治らない(魚の目は足裏以外にもできることがあるのだろうか?)。夏頃までは順調に治ってきていたのに、調子に乗って通院頻度を月2回から月1回に減らしてから、良くも悪くもならず。理由は明白。
次に図書館に行って、今年の頭に予約した中華SF『三体』がやっと回ってきたそうなので受け取りに行く。もう1冊、村田沙耶香さんの『魔法少女ミラクリーナ』も借りる。
帰宅後、御所をゆっくり散歩する。
幼稚園の子どもたちが稚魚の群れのように間延びした列をなし、空の上ではひこうき雲が消えかかっていた。イヤホンからはTHE NOVEMBERSの「今日も生きたね」がかかっており、センチメンタル過剰。
センチメンタル過剰でも腰は痛い。散歩から戻りそのまま入念にストレッチと筋トレ。意識が高い。センチメンタル過剰で意識が高いとは、日記にするとなんて嫌味な奴だ。きっと仕事はIT関係に違いない。
午後からITに関わる仕事(現代においてITが関わらない仕事の方が稀である)を済ませ、夜はごろーちゃん(Meiouseiドラマー)宅でプリプロ作業。歌い方の修正など。
帰宅。
今年初めて灯油ストーブに火を入れる。実は昨冬に購入していたのだが、灯油を買うタイミングを逃し続けたまま春になってしまい、1年越しの出番となった。点火してしばらくすると部屋全体が暖まり、実家の匂いがした。
寝る前に髪を乾かしているとやけに時間がかかり、ずいぶん伸びたことに気付く。ばっさり切りたい気持ちとまだ伸ばしたい気持ちが同時に起こり、髪の長い人はずっとこの二律背反を抱えて生きてきたんだな、人生は知らないことだらけですね、などと思う。眠かったんだと思います。