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第29回 東京都サッカートーナメント準決勝 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 東京都代表決定戦 (観戦記)

メンバー

GK 末次
DF 森田
DF 谷本
DF 大桃
MF 山﨑
MF 鈴木裕
MF 金田
MF 小林(C)
MF 後藤
FW 新関
FW 小口

SUB GK 伊藤
SUB DF 山田
SUB DF 山﨑
SUB MF 平野
SUB MF 鈴木龍
SUB FW 石原
SUB FW 高橋

ゲーム観戦記

よく晴れた日曜日。明日仕事に行きたくねえなと思いつつ味フィ西が丘へ。
いやー、やっぱり西が丘は良いスタですよ。ここで観てしまうと他に行きたくなくなる。見る方もその気にさせてくれる良いスタだと思います。
♪都の西北、早稲田の森に聳ゆる甍は われらが母校♪
とおなじみの歌が流れてきます。
早稲田大出身の方の結婚式など行くと必ず聴かされますね。

前半

開始1分、武蔵野があっさり先制する。JFLでもめったに無いのに!

No36 新関選手、渾身のヘッド!

社会人が大学生に社会を教える一撃でした。ゲーム開始して時間が立っていなく、セットプレーからの早稲田大のマークミス。
前に入られたらそりゃ・・・ねぇ。
このあと、早稲田は落ち着きを取り戻して、横河武蔵野FCに勇敢に立ち向かうのだが…若さが出ているのか、武蔵野が上手くいなす展開。ボールを持って何度となく武蔵野陣地へアタックを繰り返すも、フィニッシュまでが遠い。

No.16 谷本選手。守備に攻撃に効果を発揮。

武蔵野DF陣は安定の森田、大桃、谷本、山﨑選手と、今季レギュラー布陣。
実はチーム内の競争が熾烈なポジションだと思います。去年に比べて、今年の谷本選手は本当に落ち着いて堂々としたプレーをしていると思います。

No.32 大桃選手。相手の突破を防ぎ気迫あふれる雄叫びを上げる。

今季の武蔵野はDFリーダーだった中川選手の出遅れもあり、心配でしたが大桃選手と谷本選手がうまくやっています。夏までに中川選手が復帰できれば、オプションが増えて監督を悩ますかもしれませんね。

早稲田大学No.5 石川真丸選手と武蔵野No.5鈴木裕也選手の攻防戦

早稲田大学のNo.5石川選手は、右に左によく走り、ボールを運んでいました。昔のJEF千葉、羽生選手みたいな感じでボール配給係です。早稲田OBである鈴木裕也選手ともバチバチにやりあっていました。
結局前半は武蔵野が1点取って終わり。

後半

先に動いたのは武蔵野。小口選手を下げて石原選手を投入。リーグ戦でちょっと波に乗れてない感じもある小口選手ですが、献身的な守備はチームとして間違いなく助かっていますね。早くゴールシーンが見たいなぁ。

前半で交代になってしまった小口選手

で、早稲田大学が前半のお返しのように直後に同点弾を入れます。
DF4番、神橋選手がヘッドで叩き込み、学生の意地を見せます。

神橋選手の同点弾を喜ぶ早稲田GK海本選手

ここで本格的にスイッチが入った武蔵野、ジリジリ上がる気温の中、猛攻を仕掛けます。少し出足が鈍った早稲田の隙をついて武蔵野の石原選手がパスカットから一撃を決め、逆転。これはお見事でした。

武蔵野No.18石原選手。困ったときの石原様。

良い時間で逆転に成功した武蔵野は幾度と早稲田ゴールに襲いかかります。
80分過ぎ、再び石原選手が早稲田GKと1対1になり、ゴールネットを揺らす。
最後まで諦めることなく走る早稲田大学をきっちりと抑え、武蔵野は決勝に駒を進めました。次回は決勝、日本大学との試合です。

スコア

前半 1-0
後半 2-1
合計 3-1
得点:新関(武蔵野)、石原(武蔵野)x2、神橋(早稲田大学)
警告:森田(武蔵野)

今試合の1枚

サイドでバチバチにやり合ってたこの2人だな、やっぱ。


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