加重ブランケットを作りたかった
皆さん、「加重ブランケット」という寝具をご存知でしょうか?
ウェイトブランケットとか、あるいは単純に重い布団なんかと呼ばれていることもあるそうです。
実態はまさにその名の通りで、「重い(7kg程度)布団(ブランケット・毛布含む)」です。
重い布団は、安眠に寄与するだけではなく、なんとADHDやらなんやらの発達障害が特に好む傾向があるとかいう恐ろしい話もあるとのこと。
そんな望ましい寝具である加重ブランケットですが、もちろんデメリットもあります。
それは長所でもある重さ(取り回しが悪い)や、洗濯のしにくさなど、なんだか真面目ぶった点が取り沙汰されがちですが、なんといっても価格。
これでしょう。
安いものでも3000円程度、まともなものを買おうとすれば7000円は下りません。
(ちなみになんで私がここまで金銭面で喘いでいるかというと、詳細は説明しにくいですが、貝塚レートをご存知の方はそのまま、ご存知ない方はググってください(最近はGPTってくださいって言った方がいいんでしょうか?))
ということで今回は、この加重ブランケットをできるだけ低予算で実現するべく、見苦しく足掻いてみようと思います。
また、流石にちゃんとした寝具を改造する勇気はないので、クソ安かった記憶のある毛玉ったタオルケットを贄に捧げます。
ですので、加工風景は残念ながら御覧に入れることができません。
みったくないので。
作成方法
1.タオルケットの両側(敷布団からはみ出る部分)を折りたたむ。
2.好きなところにポケットを作る。(私は6箇所にしました)
3.水を入れたペットボトルをポケットに入れる。
4.ガリバーの気分がわかる。
結果
加重ブランケットというのは、生地全体に重みがあるからこそ意味がある物でした。
私が到達したのは、いいとこ暴れる精神病患者を安静にさせるためのベッド(やさしめ)といったところです。
起伏が少ない脚部はあまり圧迫感がないし、寝返りを打ったりしてボトルが浮いてしまうともうおしまいになってしまいます。
世の中、相応の価値のあるものに相応の値段がついているものなのですね。
誰か、この遺志を継いでくれ。
ここはどこだ