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群馬の旅(レンズ焦点距離付)
群馬県の名勝見学に行ってきました。九州、中国、北日本が豪雨に見舞われているなか、まわったところは、青空が広がっていました。
持って行ったレンズは下記2本。
・TAMRON 28mm-75mm F2.8
・TAMRON 17mm-28mm F2.8
写真を撮られる方のご参考にそれぞれの写真のところに、レンズの焦点距離を記載しました。カメラはフルサイズなので、焦点距離はこのままとなります。基本トリミングなどをしていませんが、トリミングしたものは、その旨を記述してあります。
<1日目>
吹割の滝(フキワリノタキ)
平日だったこともあり、駐車場から滝へ向かう人は数人でした。
遊歩道をあるいていくと最初に鱒飛の滝(マストビノタキ)が見えてきます。滝なのですが、水が流れ落ちていくところがあまり見えません。この写真は人が写っていないので、大きさが分かりにくいですね。
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そして次に吹割の滝。上から見ると円弧の一部のような大きな溝に、水がまわりから流れ込んでいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1689833470209-tHsOuurwC7.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1689833532204-m32gcmOhA1.jpg?width=1200)
このあと遊歩道をあるいていくと浮島橋と吹割橋を渡ります。ただ、ここは吹割の滝からかなり上流の位置にあるので、滝は小さくしかみえません。
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ここまで歩いてきてさらに先へ行くと山側へ通じているようでした。特に看板がでていなかったので、引き返してしまいました。
実はこの先の第一観曝台へいくと、滝全体を上から眺めることができるようでした。残念!
妙技神社(ミョウギジンジャ)
吹割の滝から約100km南下して妙技神社へ。道の駅みょうぎの無料駐車場にクルマをとめて、すこし歩くと妙技神社の入り口です。ここからかなりの急坂をのぼり中腹の波己曽社へ到着。
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上を見ると、男坂。
![](https://assets.st-note.com/img/1689834058150-IJnJBvCNbD.jpg?width=1200)
※帰るときに、銅鳥居の下から撮ったものなので、奥のほうに小さく映っているのが男坂です。
手すりがなくいまっすぐな階段(あとでわかったことですが、165段)となっているため、危ないとおもい、女坂を重い足をひきずるようにしてのぼりました。社殿が見えてきました。彫刻がきれいです。
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社殿の前に唐門があり、こちらもきれいな彫刻あります。
![](https://assets.st-note.com/img/1689834226490-vHoHpL9iEg.jpg?width=1200)
社殿の彫刻部分
![](https://assets.st-note.com/img/1689834278512-dD8YUrohSW.jpg?width=1200)
唐門からみた景色
![](https://assets.st-note.com/img/1689834322483-pShiNcL9kM.jpg?width=1200)
お参りをして、また女坂をくだりました。
灯籠
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<2日目>
富岡製糸場
言わずと知れた世界遺産です。ガイドツアーに参加し、説明を受けました。ここは、これまで火事になったことはないということで、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公 渋沢栄一 もこの空間を歩いていたと思うと感慨深いです。また、当初、フランス人技師が飲む赤ワインが若い娘の血と誤解され工女の希望者があつまりませんでした。そこで渋沢栄一のいとこの尾高惇忠は自分の娘を工女第一号としたことで次第に工女が集まるようになったとのことです。
入口
![](https://assets.st-note.com/img/1689834446027-6qodo6SQGG.jpg?width=1200)
珍しい形の避雷針
![](https://assets.st-note.com/img/1689834491411-11JSZZKFZO.jpg?width=1200)
要石(カナメイシ)
![](https://assets.st-note.com/img/1689834553203-m8ONsuuyv3.jpg?width=1200)
※アーチをとめる中央の石(明治5年と彫られています、富岡製糸場の開業年です)
製糸場内部
![](https://assets.st-note.com/img/1689834626144-0LzNMdwzkS.jpg?width=1200)
製糸場内部
![](https://assets.st-note.com/img/1689834677549-CZ8e4J2ETZ.jpg?width=1200)
世界遺産登録記念銘
![](https://assets.st-note.com/img/1689834725051-n5TLHmV3Pi.jpg?width=1200)
「富岡製糸場と絹産業遺産群」
※平成26年(2014年)にユネスコの世界遺産に登録されました。
これは蚕(かいこ)の繭(まゆ)から生産する生糸を大量生産するためにおこなわれた、技術革新に関する文化遺跡群です。
荒船風穴
絹産業遺産群のなかの「荒船風穴」にも足をのばしました。駐車場にとめてから、登りの急坂が待っていました。
1号風穴、2号風穴、3号風穴があり、1号がもっとも低い温度でした。そばまで行くと冷風が吹き抜けていました。街中の温度は30℃近い日でしたが、デジタル温度計では風穴内部は1.9℃、そこの気温は14.1℃となっていました。
1号風穴から3号風穴の全体像
![](https://assets.st-note.com/img/1689834899890-EDfjid6b9h.jpg?width=1200)
※奥の1号風穴のそばに、ごいっしょしたご夫婦が写っているので大きさがわかると思います。
3号風穴
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当時はこのそれぞれの穴に建物がたっていて、常に生糸を生産できるように、かいこの卵をひやしていたのだそうです。
風穴温度
![](https://assets.st-note.com/img/1689835076004-OW9k6p2Mpl.jpg?width=1200)
今でも当時と同じように冷気がふきだしているというのはすごいことですね。
こうして雨に降られることもなく、大自然と歴史を感じられた群馬の旅は終了しました。