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2024年度公的年金、マクロ経済スライドで実質目減り


1. 2024年度の年金改定の概要

おっと、みんな!2024年の年金がまた増えるけど、実際にはちょっとしか増えないって話だよ。なんでかって?それは「マクロ経済スライド」というシステムが働くから。これはね、年金を支えるための重要な方法なんだ。2023年の比較で、年金は2.6%ほど増えるけど、実際にはもっと少なくなるんだよ。

2. 年金の仕組みとマクロ経済スライドの導入背景

年金っていうのは、物価や賃金が上がったら、おじいちゃんおばあちゃんたちが普通に生活できるように、支給額も増やすんだ。でもね、受給者が増えて、働く世代が減ると、年金のお金が足りなくなっちゃう。だから、2004年から「マクロ経済スライド」ってシステムが始まったの。これは、物価や賃金が増えても、年金の増加率をちょっと控えめにするんだ。

3. 年金改定率の計算方法

じゃあ、どうやってこの改定率を計算するのかって?それはね、物価の変動率と、手取り賃金の変動率を使って計算するんだ。例えば、2023年の物価変動率が3.1%、手取り賃金が3.0%で、マクロ経済スライドで0.4%調整すると、改定率は3.0%から0.4%引いて、2.6%になるの。

4. 改定の影響と将来の予測

この改定の影響っていうのは、例えば、夫婦二人で67歳以下の厚生年金の場合、年間で1万770円ぐらい年金が抑えられる計算になるんだ。将来的には、物価や賃金の上昇が続くと、2027年までこの給付抑制が続く見込み。でも、物価の上昇に比べると、年金は0.8〜1.0ポイント少なくなっちゃうんだ。

5. 年金財政の課題と今後の見通し

実はね、マクロ経済スライドはデフレのときには使えないってルールがあるから、これまでに4回しか使われていないんだ。その結果、過去20年ぐらいで年金を「払いすぎてる」状態が続いてるの。将来の世代に負担がかかるから、今、厚労省は年金の仕組みを見直そうとしてるんだよ。

6. 政府の年金政策への道筋

政府はね、2025年に次の制度改正を考えていて、年金の減少を前倒しで終わらせる案を検討してるの。でも、年金が実質だけでなく名目でも減るから、政府も慎重になってるんだよ。マクロ経済スライドを毎年使えるようにするかどうか、これから政府がどう動くかが注目されるね。


というわけで、2024年度の年金の話は、ちょっと複雑だけど、大事なことは年金が少しずつ増えるけど、実際には物価の上昇に追いつかないかもしれないってこと。政府がどう対応するか、これからも注目していこうね!

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