ヒーロー像遷移
昭和中期のヒーローは、悪の組織によって超能力を与えられるのだけど、そこから抜け出して、悪と闘うパターンが多かった。彼らは自分の非凡な力を悔み、戦闘を嫌い、平穏を望み、いつも苦しんでいた。
その後、ヒーローは二極化する。
平凡で取り柄も自信も無い少年が自分の隠れた能力に気付き、否応なく戦争の中心人物になり、周辺人物と諍いながらも成長していく物語。
一方で、闘うことが人生の目的のように、次から次へと、パワーアップする強敵達を倒していく主人公の物語。
背景は未来もの、異世界もの、スポーツもの、様々にあるが、大体内容はこんな感じ。
個人的には、昔のヒーロー像に一番共感する。戦争への反省を忘れてはならない。一方の正義は戦争の理由にはならないのだから。