Kaiserreichマイナー・マンデー46 上海、ウルグアイ、スカンジナビア
こんにちは。今回はTelcontar、Chazem、そしてZimbabweSaltCoが次のアップデートについてお話します。今回はすべて既存コンテンツの変更やバグ修正、バランス調整になります。二人からは上海とスカンジナビア、私からはウルグアイをお見せします。まずはTelcontarから上海の変更についてです。どうぞ。
上海
リストの最初は上海です。これは破産によって混乱に陥った後の条約都市の国家タグです。これまで通り、上海はドイツか日本の傀儡国となります。どちらの国もAIである場合は、上海のプレイヤー国はどちらに付くかを選択できます。どちらかの大国が上海を支配すると、上海は内情を安定させ、その後政治ルートを取得していきます。
日本がドイツを破った場合、プレイヤーは中国における日本の隷属国となり、多くの国家方針は条約都市の日本ルートと同じです。中国の文民政府が回復すると、社会自由主義政党の支持率が上昇し始め、十分に増加すると、上海は奉天に統合されます。
ドイツが日本を破ると、プレイヤーは西洋諸国による上海統治を回復するか、ドイツ寄りの中国文民政府に復帰します。西洋諸国の支配ルートを選ぶと、上海は上陸作戦と沿岸防衛のボーナスを手に入れ、ドイツの対日戦を支援できます。
世界大戦勃発時に中国人による上海統治を認められていると、上海は民族主義派・共和派の中華勢力を支援し、最終的には中華統一戦争に参加します。
中国人自治ルートとドイツルートでは義勇軍を解体し、徴兵制を導入することができます。また中国人自治ルートと日本ルートでは、三合会問題に対処できる。（諜報機関を使って証拠を作り、三合会を解体する）
最後にツリーの全体図をお見せします。
次はZimがウルグアイについて紹介します。
ウルグアイ
次はウルグアイを見ていきましょう！ブラジルの南に位置するこの小さな国は、二大強国に挟まれ、おそらくチャンスをうかがっています……
ウルグアイのツリーは新しく洗練されました。まずは政治ツリーを見てみましょう。ウルグアイはゲーム開始時は民主制国家だが、ブラックマンデーが到来すると、評議会の意思決定能力の欠点が明らかになり、今後の統治に疑問が投げかけられる。プレイヤーは評議会を維持するか、評議会を廃止して大統領制を回復することができる。
評議会の維持は多かれ少なかれ現状維持だ。ブラックマンデーの対応策について議論し、その後評議会の超党派的性格を維持するか、特定の政党に過半数犠牲を付与するかを選択できる。
評議会の廃止を選択すると、ガブリエル・テーラが大統領になり、財政緊縮か福祉国家改革を通じてブラックマンデーを解決します。福祉国家ルートではおまけとして急進社会主義政党とエミーロ・フルゴーニを選択できます。イベントの選択肢次第では、テーラは自己クーデターによって終身大統領に就任します。
経済では、ウルグアイはゲーム開始時にリンコン・デル・ボネテ・ダム建設の最終段階にあります。ブラックマンデーが襲来すると、ダム計画は危機に瀕します。政治ルートに応じた解決策を講じると、通常の経済ツリーに移行し、ウルグアイ農業経済の活性化か、工業化政策の導入を選択し、その後独自のボーナスを得られます。
軍事面では、ウルグアイはほとんどの場合隣国の動向に左右され、特にブエノスアイレスでのクーデターの影響が大きく、ブラジルからの支援に頼ることになりますが、自力で進めることもできます。ルート的には、世界大戦で培われた強固な防衛と最高司令部集約ルートと、敵をせん滅する火力重視ルートを選べます。最後に外敵の攻撃に備えて要塞線も建造できます。
こちらがツリーの全体図です。
次はChazeがスカンジナビアについてお話します。どうぞ！
スカンジナビア
では今回のマイナーマンデーの締めくくりに、北欧連邦に向かいましょう。このタグは長らく忘れ去られたレア国家で、見ていて面白くないし、プレイするともっと面白くなかった。原因は軍や経済にまったくバフがなく、それにどの陣営にも加盟できず、構成国以下である点だ。こうした問題を修正するため、新たな国家方針は追加しなかったが、その代わりに多くの効果やアイコン、それにディシジョンなど諸々のプレイ性に手を加えた。
こうした変更の中でも特に必要とされたのが、北欧の大国にふさわしい軍事ツリーのバフだ。連邦は三つの軍事計画の中から選択することができるようになり、さらにそれぞれの軍事計画には二種類のバージョンが存在する。
また海軍や空軍もバフを取得できる。軍事ツリーを最後まで進めると、連邦には大きな陸・空の義勇軍バフが付与される。人によっては一種の「平和維持活動」プレイをする際の大きな戦力となるだろう。
そのほかにも政治ツリーを最後まで進めると新しいディシジョンが解禁され、国内各地を発展させることができる。このディシジョンはアイスランドやフィンランドが連邦に加わっていればその地域にも対象となり、対象国のステートを発展させることができる。発展改革を完了すると、国民精神の効果がアップする。
平和がもたらす繁栄と真の経済力を欧州諸国に見せつけよう。
今日はここまで。またいずれ会える日を！