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吉野交流会〜吉野山観光協会の皆さんと語らいのひと時

今年の9月にスタートした2021年度「吉野アンバサダー」の活動では毎月、オンラインで現地の方との交流会を行なっています。

遅くなりましたが11月の交流会について。
11月は「吉野山観光協会」の皆さんとの交流会でした。
今回の交流会に参加してくださった観光協会の方は
観光協会会長で「太鼓判」の東さん、
「林とうふ店」の林さん、
「中井春風堂」の中井さんの 3名でした。
皆さん、仕事が忙しい中、集まってくれました。

最初に「吉野を色に喩えると」ということで、思い思いに参加者それぞれが持っている吉野のイメージを「色」に喩えました。

私が発表したイメージは「碧」。豊かな自然に恵まれていて、受け継がれてきた信仰が今も根付いている神秘的なイメージから青を連想しました。

続いて吉野山の連中行事について。
数ある行事の中から毎年7月に行われる金峯山寺の「蓮華会蛙飛び行事」、10月に行われる「吉野山秋祭り」、そして2月の節分の時期に合わせて行われる「鬼火の祭典」について、スライドを交えて紹介してくれました。

「蛙飛び行事」は金峯山寺に1000年以上伝わる伝統行事僧侶によってカエルの姿に変えられた男が修行を積んで人間に戻してもらったという言い伝えを再現した行事です。11月に見学した「MIND TRAIL」でもこの行事をモチーフにした作品が展示されていました。


「吉野山秋祭り」は五穀豊穣を感謝する吉野山にある神社の神嘗祭上町の「ろ組」、中町の「三丁組」、下町の「の組」の3つに分かれて神輿を担いで練り歩きます。

そして、「鬼火の祭典」。「福は内、鬼も内」と唱えて、節分で追われた全国の鬼たちを迎え入れて、「良い鬼」に改心させるという金峯山寺の節分会です。吉野町観光協会では毎年。「鬼フェス」と呼ばれる「鬼火の祭典キャンペーン」を実施しています。「鬼の夜会」では金峯山寺をはじめ、天理市の大和神社、奈良市の興福寺と大安寺、信貴山の朝護孫子寺、桜井市の長谷寺といった奈良県内の社寺の鬼が一堂に会して練り歩くというイベントです。

また今後、吉野山をどうPRしていくかということについて、どういった取り組みを行なっているかについても話がありました。

ユーモアも交えながらの紹介に笑い声も絶えないひと時。あっという間に時間が過ぎて、交流会の終了が名残惜しかったです。

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