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四の五の言わずにロマサガ2リメイクをやれ
初めて詰んだRPGがロマサガ2だった。
「RPGって、レベル上げれば勝てるっていうものじゃないんだ…」
当時小学生だったけれど、あの時の絶望は忘れられない。攻略本を見て一生懸命クイックタイムを作って、やっと七英雄を倒したんだよねえ。
40歳を過ぎ、今なら! お前たちに! 負けないぞ!!!
という気持ちで始めました。
結論から言うと、最高のリメイクでした。
エンディング見ながら泣いたんだけど、何に対する涙か自分でもわからなかった。でもたぶん、感謝だったと思う。
あれから30年経って、ロマサガ2をもう一度楽しめる日が来るとは思っていなかった。本当にありがとう。
迷ってる人は四の五の言わずにプレイしてくれ。
長くなるから変更点と気になったところを箇条書きにしたぜ!
一番大きいのは、BGMも含めて追加要素はオプションで選択しないことが可能なことで、SFC版と同じような体験もできるし今作ならではの楽しみ方もできる、自分で体験の仕方を選べるってこと。
思い通りに、アバロンを導いてくれ。
戦闘関連
・ひらめく可能性がある技に電球マークが出る
・技の派生、ひらめき適性がわかる
・装備できる見切り技は4つのみ
・技枠が埋まっていても新たな技をひらめく、見切ることが可能。戦闘後に何を捨てるか選べる
・リスト化されていない技・術は消しても再度ひらめくため、そのたびに消すのが面倒(まあでもこれは仕方ない)
・行動順がわかる(デフォルトで2ターン分)
・陣形は人の位置がわかりにくい
・陣形効果の有無は演出によってわかりやすくなった
・ダッシュで敵にぶつかっても陣形を乱されない
ストーリー、その他
・一部アイテムの効果が変更になってるぽい(魔石の指輪とか)
・キャラデザは全体的に「かわいい」感じ
・女性の胸がやたらデカくなり露出が増えた点は、自分は苦手
・ミッションリストにより、並行して進んでいるイベントが把握しやすい
・ミッションごとに次に行くべき場所が示されるようになり、アイテム入手がやりやすくなった(例えば「月の光を集める」など)
・仲間になるキャラクターが増えた
・七英雄がなぜ敵になったのか、なぜ異形なのか、がわかる
・難易度選択可能。「オリジナル」は「ノーマル」より高難度。そりゃそう
・強くてニューゲームから「ハード」「ロマンシング」選択可能。2周目では即死不可避の難易度でファンもにっこり
・フィールドにアイテムが落ちるようになった(合成素材、回復薬など)
・フィールドでジャンプできるようになった。宝箱の場所にいくのにギリジャンを求められることもある。落ちるとイラつく
・オリジナル版のBGMを選択できる
以下ネタバレ感想です
エンディングのネタバレ感想
ジェラールたちの日常や、印象的な場面を切り取って見せてくれたエンディング演出はものすごくよかった。七英雄のなかではスービエが海の主を捕らえてるところが印象的(合体前に倒してたら違う場面になるのかな?? 次回試してみよう)。
SFCの、知らない陣形や合成技が出てきて「こんあんなったんか!?なんや!?」っていうのも大好きだったが、今作はそのあたりだいぶわかりやすくなったしね。
仲間にしたキャラが街の中に次々と現れて、最後レオンと玉座で締められ、ラストパーティが迎えに来るのもいいよね。
歴代皇帝の功績を見ていくところは、マーメイドと恋に落ちて伝説になった格闘家のところで盛大に吹きましたw 格闘家をマーメイドにぶつけるのは決めていたので、してやったりの気持ちになった。幸せであれ、ベイダー。
追加シナリオやって、七英雄5ターンキルしたあとにもう一度ラストバトルやってみたんだけど、その時はオリジナル音源にしたのよ。
七英雄自体は2ターンくらいで終わっちゃったからまあアレなんだけど、エンディングのしびれ方がやっぱり違ったのよなあ。最後に出てくるギャラクシィの映像が頭の中で鮮やかによみがえった。
メインテーマが流れてきたときに鳥肌が立つあの感覚、30年経ったいまでも変わらないなあと思った。最高のゲーム体験だったよ、昔も今も。