[依存]カラーの魔力

1回あたり動画視聴時間を減らしたい


 以前の記事でも書いたように、現在私はYouTube依存を克服するために、動画視聴に関する事前申請ルールを設けて生活しています。その結果、過去1ヶ月間の動画視聴回数をわずか3回に抑えることができました。

 しかしながら、一回あたりの動画視聴時間はいまだに長く、トータルの視聴時間が依然として多いという課題が残っています
 そのため、さらなる施策を取り入れ、動画視聴時間をより短縮することを試みました。その中の一つとして導入したのが、YouTubeの画面を白黒表示にするブラウザ拡張機能の使用です。

YouTubeを白黒化する機能の採用

 Googleウェブストアでは、YouTubeの表示を白黒にする拡張機能がいくつか提供されていますが、私は「Monochrome Filter for Specific Sites」という拡張機能を選びました。

 この拡張機能を使用すると、YouTubeの画面が動画プレイヤーを含め、メニューなどのすべての要素が白黒表示になります。さらに、Twitterの画面も同様に白黒表示にする設定が可能でした。

 実際にこの設定で数日間YouTubeを利用してみたところ、以前とは視聴傾向が変化していることに気付きました。画面が白黒になったことで、無意識のうちに数分で動画を視界から外すようになったのです。なぜそのような変化が起きたのか、明確な理由は分かりませんがひとつ仮説が浮かびました。

カラーの魔力

 一つの可能性として、カラー表示のときは視覚を通じて脳が色情報に引きつけられていたのではないかと考えています。特に赤や黄色などの刺激の強い色がなくなったことで、無意識のうちに画面へ目を向けることが減ったのかもしれません。
 色彩がないことで、YouTubeの画面自体が魅力的に感じられなくなったのではないかという感覚的な変化もありました。(この点については、今後より詳しく調べてみたいと思います。)

 理由が何であれ、白黒表示にしたことで動画視聴時間が減ったことは確かです。この方法は、YouTube依存の克服に一定の効果があると実感しました。今後もこの拡張機能を活用し、最終的にはYouTube依存から完全に脱却できるように努めていきたいと考えています。