2020 天皇杯 JFA第100回全日本サッカー選手権大会
なんともイレギュラーな大会になってしまいました。せっかくの第100回目を記念する大会だったのに・・・
もちろんコロナの影響ですね。Jリーグもなかなか日程的に厳しい状況の中にあたっては致し方のない事なのかもしれません。今回の大会方式については様々な意見を耳にします。「いっそ延期にしてしまえ」とか「天皇杯自体を見直す機会だ」とか「時期をずらしてでも通常のやり方で大会を行うべきだ」とか。もう本当に様々ですね。もちろん正解なんてないのですが、個人的には、今回の大会方式はギリギリの選択で、いろんな要素を考えると「まぁ、無きにしも非ず」と思いました。そもそも天皇杯の位置づけについても議論に上がっていたのは事実ですからね。以下参考まで。
大会方式
50チームによるノックアウト方式
・Jリーグ2チーム(2020明治安田生命J1リーグ成績上位2チーム/決定方法は検討中)
・アマチュアシード1チーム(Honda FC/JFL)
・都道府県代表47チーム(所属する第1種加盟チームで、Jクラブを含まない)
うーん・・・J1チームが2チームのみ。そしてJ2・J3は参加すらせず。基本的にJFLを多く見てきた私にとってはまさかのJFLチームが天皇杯を獲得というのも夢物語ではなくなったと思っています。特にHonda FCでしょうか。でもHondaにしたら通常のレギュレーションで優勝をしたかったんでしょうね。彼らはそこを本気で目指していたと思うので。(そして、昨年の結果を見ても、絶対無理とは言えないよな・・・って正直に思ったのも事実ですし)
そして、話は戻って天皇杯の位置づけなんですが、私はやっぱり天皇杯ってとっても大事に思ってます。私がサッカーをやり始めた小学生時代なんかだとJリーグなんてもちろんまだ出来てなくて、天皇杯って一番サッカー行事の中では目立ってましたからね。元旦に国立でやるっていう独特の雰囲気。やっぱり今でも好きです。Jリーグ以前を知ってる人にとっては天皇杯って大事なはずなんですよね。だからおじさんと言うか年寄りが多い日本サッカー協会も天皇杯を大事にしてるな。って個人的には良く感じるんです。アジアチャンピオンズリーグには引き続き天皇杯チャンピオンは文句なしに出場出来ますしね。だから日本サッカーの事を考えると天皇杯よりもJリーグカップ(ルヴァンカップ)の方をもう少しなんとかした方がいいと思うのですが、いかがでしょうか?本当に個人的な意見ですけれども・・・
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