鼻くそポイ捨て機

犬が好きなデブです。

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爺の葬式

爺ちゃんが死んだときのnoteがいつまでも下書きのままくすぶっていたので、8ヶ月越しに完成させた。 爺ちゃんが死んだ。死ぬ予感はあった。認知症になってしまって、それでも自宅で一人暮らしを続けていた。だけれどもそれもままならなくなって施設に入った。それからみるみる間に弱っていってしまった。 去年の12月に施設に会いに行った。海を挟んだ島に行かないと会えないのだが行った日は生憎の悪天候。船が出ないとアナウンスがあった。やむなく知り合いの漁師の小さな船に乗せてもらった。めちゃく

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    • 足が冷たいと夜は眠れない

      私は真夏以外は電気毛布を使用している。 私の家にある電気毛布の最大温度が５なので、電気毛布のことをもっぱら５番と呼んでいる。癇癪を起しそうなとき、癇癪を起こしているときは５番つけて！！！と布団の中で叫ぶ。 電源をオンにすると電気毛布は徐々に熱をもってくる。真ん中からじんわりと温まって、徐々に端まで広がっていく。じわじわと心がほぐされるような優しい感覚と、なんであんなことで癇癪を起こしたのだろうという後悔が波のように押したり引いたり交互に現れる。 ５番は良い。５番をつけていて落

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      • エロは世界を救う

        間違いない。エロは世界を救うのだ。 人間はエロいことを考えているとき、エロ以外のことを考えられるだろうか。それはできない。エロいことと同時に、さっきわざとぶつかってきたおっさんのことを考えてイライラしたりすることはできるだろうか。それはできない。エロいことを考えている時、ウォー！このおっぱいは興奮しますなあ！！！そんなことしか考えられなくなっていないだろうか？私はなっている。ホルモンバランスのせいか生来の気性の荒さのせいかイライラすることも多いが、エロいことを考えてる時だけは

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        • 味の保険

          私は冒険をしない。 服の系統や視聴するアニメや読む本は決まったものばかり。食事も基本的に気に入った系統のものを選ぶ。スパゲッティならミートソース、ラーメンなら醤油、ハンバーグならデミグラス。基礎になる味は決まっている。できれば、お店も気に入った、同じ場所に行きたい。私が求めるそれが正しくおいしいことを知っているからあまり冒険はしたくないのだ。死ぬまでにできる食事の回数は限りがある。だから、できる限り痛手は負いたくない。負ったとしても最小限にしたい。だから味の冒険をするとなると

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