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忖度なしで、献血のメリデメ解説します。

半年ほど前、命について考える機会があり、人生初の献血に行ってまいりました。メリット・デメリット、個人の見解をまとめます。

2024年7月 献血ルーム四条

献血とは、病気の治療や手術などで輸血や血漿分画製剤を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供するボランティアです。

日本赤十字社HPより

献血の課題

2025年現在、輸血用の血液は、深刻な在庫不足となっています。

想像したくはありませんが、日本で戦争や大災害、大事故が起きれば、取捨選択を迫られることになるかもしれません。

献血者数の減少の要因は2つあります。

  • 少子高齢化

  • 若者の献血離れ

血液の安定供給が揺らぐ中で、献血ルームによっては、献血者に高級タオルや防災グッズ、スマホのアクセサリーなどの記念品を渡しているところもあります。

時間と血を無償で提供するとなると、足は遠のきますが、ふるさと納税のようにお得感があれば一度は足を運んでみたくなりますね。

表
日本赤十字社HPより


献血のメリット

  • 命や病気を救える

  • 自分の血液型がわかる

  • 血液検査が受けられる

  • ドリンクやお菓子がもらえる

  • 本や漫画が読める

  • 記念品がもらえる(献血ルームによる)

空き時間に立ち寄る場所といえば、多くの方は、カフェや本屋さんなどを想像するかと思います。
献血ルームには、無料ドリンク、お菓子、本、漫画が全部そろってます。

また、単に時間がつぶせるだけでなく、血液検査により、血の健康状態がわかります。

さらに、自分の血液型がわかるため、万が一の時に血液を提供できるか、受け取れるかが把握できます。

献血後に、専用のアプリまたはハガキ(1週間後くらいに届きました)で確認しましょう。

上記は全て無料です!!

献血Web会員サービス ラブラッド(専用アプリ)
検査結果(ハガキ)
コンテンツ
1. 血液型のお知らせ
 2. 検査成績のお知らせ

献血のデメリット

  • 40分ほど時間がかかる

  • 痛みを感じることがある(個人差あり)

  • 気分がわるくなることがある(個人差あり)

最大のデメリットは時間を提供しなくてはいけないことです。

特に若い世代は、
YouTubeやポッドキャストは倍速視聴・・・
ドラムに、ルンバに、食洗機・・・
チャットGPTに、Copilotに、Gemini・・・
オッケーGoogle!
ヘイSiri!

そんな時代に、学生、ビジネスマン、ご家庭のある方にとっての40分間はとてつもなく長く感じるかもしれません。

本を読んだり、スマホで作業したりと、工夫をすれば、デメリットも感じにくくなるかと思います。

ちなみに、私はその40分間で、ビジネス本…ではなく、待合室に置いてあった鬼滅の刃を手に取りました。(献血と血鬼術がつながるとは!)

当然のことながら、血を提供するためには、注射を受けなければいけません。

人によっては痛みを感じたり、気分が悪くなることもあるので、不安な方は、無理してまで受けなくていいと思います!

人助けの前に、ご自身のお身体がいちばん大事ですからね・・・

まとめ

提供する血は、200mlか400mlか選ぶことができます。

いずれにしても、人間の血は常に作り出されていて、時間が経てば元に戻るので、ご安心ください。

個人的には、わざわざ足を運んでまでリピートはもういいかな、というのが本音です。

献血関係者の皆さんすみません!
他に優先したいことがたくさんあります!

一方で、献血は人生で一度は経験しておいた方が良いと思います。

献血によって新しい気づきが得られるかもしれません。

例えば、血液型であったり、血の健康状態であったり、鬼滅の刃の面白さであったり・・・

何より、自分の献血で誰かの命が救われるかもしれない、これはかけがえのない体験価値だと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。
命について、少しでも考える機会になりましたら幸いです。



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Nose|行政書士
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