水はどこからくるの?に答えられる大人になりたい
水はどこからくるのだろう。
こんな素朴な疑問を抱くのは意外と難しい。
わたしたちは今生きているこの世界のことを当たり前だと思いすぎているのだ。もちろんわたしもそんなことは考えたこともなかった。
こんな質問をするのは、なんで?なんで?と好奇心旺盛な子どもぐらいだろう。
水はどこからくるの?と聞かれた時、わたしはこんな風に答えたいと思う。
水はね、ぐるぐる回っているの。
(鍋に水をはって火にかける)
この間海を見にいったよね。海の水が太陽の光であったかくなると、水が空に上っていく。
(鍋の水が蒸発する)
空に上がるとそれが雲になる。雲がたくさん集まると雨が降る。
(鍋のふたから水滴が落ちる)
雨が降るとそれが川になる。
川は海に流れる。
海の水は、、、
こんな説明をすると、きっともっとたくさんのなんでが生まれる。あたたかくなるとなんで水は空に上るの?なんでそれが雲になるの?
疑問を持てることは才能である。
雨がなぜ上から下に落ちるのか疑問に思うことができたらもうほとんどニュートンだ。
なにか質問された時、そんなの当たり前だよ、昔からそう決まっている、なんて答え方は絶対にしたくない。
分からないことがあったら、そんなこと気がつかなかった、すごいね、分からないから一緒に考えよう、と言ってあげられる大人になりたい。
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