ミラクルクエッション

全ての人にリカバリーは起こる!リカバリーメンタルセラピストNoryです。

メンタルセラピーのルールに「傾聴せず、アドバイスせず、質問する」とあります。
「では質問ってどんな質問をするのですか?」
と思う方もいるでしょう。
今回は質問についてお話しします。

質問は
「どうしたいですか?」「どう思われましたか?」「どう感じましたか?」
など開かれた質問をしながら、クライアントさんが抱えている本音に気付かせます。
しかし、どうしても行き詰ることもあります。
そのための切り札もあるんです。

ソルーションフォーカスドアプローチの質問にミラクルクエッションというのがあります。
課題が解決している状態をイメージさせるため一見あり得ないだろうと思われる質問を投げかけるのです。

私が使うのは
「何も制約がなかったらあなたはどうしたいですか?」
「あなたの命が今日までだったら何をしたいですか?」
「○年後、なりたい姿になっているあなたが今のあなたにどんなことをいいたいですか?」

このような質問をするとクライアントさんの表情が変わります。
そこでポンと出た答えが本音だったりすることもあります。

私は「自分の命が今日までだったら何をしたいですか?」と質問された答えが「私が今まで築いた体験経験を大切な人に伝えること。」でした。
それがしっくりきて腹に落ちたのです。
「では、どうやって伝えるか?」と自然に思考が切り換りました。

このように思考を切り換えるのには「常識外れの質問」を投げかけること。
多用は禁物ですが、行き詰まった時には切り札を堂々と出しましょう。

今日もステキな笑顔でありますように!

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