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あんたが知らない私1話
上京して,目まぐるしく変わる景色にすっかり慣れた頃,私は生まれ育った街に帰ることになった.帰りたいと願って異動希望を出したのはもうだいぶ前のこと.それが今になって回ってきた.
大学を卒業してからずっと帰っていなかったけれど,私の街の景色は何も変わっていなかった.あの公園で日が暮れるまでボールを蹴っていた.今も変わらない,放り投げられたランドセルの山に1つしかない赤色はよく目立つ.自転車の後ろ
Walk out to Winter
僕だけの世界は沢山の出会いによってカラフルに色づく.自分だけの選択と決断を持って,次の自由に向けて歩き出す.チャンスはきっといつでもそこにあるから.
冬に向けて歩き出すと決めたから,春に思いを馳せて戦い抜こう.
素敵な方から鮮やかなイラストを頂きました.人の想いが込められたものに触れると,身も心も引き締まります.限りある時間,急いてでもとにかくがむしゃらに事を進めるべき期間であると終わりが