冬のむくみが気になる方へ
こんにちは!ノルン鍼灸院
管理栄養士,登録販売者のななむらです!
2月も半ばに入り、
寒さがピークを迎えましたね。
もうひと踏ん張りで、
桜舞う暖かい春がやってきますよ!
私はコタツにすっぽり埋まりながら
冬が過ぎ去るのを待っております…(笑)。
普段はデスクで
このブログ記事を作成しているのですが、
冬の今はコタツで温まりながら書いています。
デスクだと、
どうしても足元が冷えてしまうんですよね…。
そして、冬の寒い時期はこの冷えと同時に
むくみも気にならないでしょうか?
「そういえば、冬の方がむくみやすいな。」
と感じる方も多いかと思います!
冬にむくみを感じる大きな原因は、
「血液の流れが悪くなる」
というものです。
▼冬に血液の流れが悪くなる理由▼
冬は大気が乾燥し気温も低くなるため、
活動量が減ります。
活動量が減ると汗もかきにくくなりますよね。
体内から水分が排せつされにくくなるのと同時に、
水分を体内にとどめようとする作用も高まります。
また、冬の寒さから内臓を守るために身体は、
たくさんのエネルギーを消費して熱を産生します。
失ったエネルギーを補充するために私たちは、
食べ物や飲み物から
たくさんの塩分や糖分を取るようになります。
すると、体内の塩分・糖分濃度を下げるために、
身体はたくさん水分を体内にとどめておこうとします。
その他にも、寒さによって身体は
生命維持をしている臓器に集中して
血液を集めようとします。
そのため、血液は中心部分に集まり、
末端の血流が少なくなるのです。
冬は足先や指先などに
冷えを感じることがありますよね?
この時、私たちの身体は
不要な水分や老廃物を回収する血液の役割を
十分に働かせることができていません。
こういったことが原因で血液の流れが悪くなり、
むくみの原因となっているのです。
このような血流の悪化によるむくみは、
普段の生活で少し意識するだけで
予防することができます。
▼血流を改善してむくみを予防する方法▼
・末端を冷やさない
湯たんぽやレッグウォーマー、もこもこ靴下を履く
などして足元を冷やさないようにしましょう。
入浴時にはシャワーだけではなく湯船につかって
身体全体を温めると良いです。
・ふくらはぎの機能を高める
デスクワークが多い人は足元への血流が少なくなり、
下肢がむくみやすいです。
ふくらはぎには
足に流れる血液を押し上げる働きがあります。
ウォーキングやストレッチ、つま先立ちを繰り返す
などでふくらはぎを動かすようにしましょう。
・塩分や糖分を摂り過ぎない
塩分の多い食事、
特に外食は味付けが濃いものが多いです。
お菓子や清涼飲料水などを日常的に摂っている人も
糖分を摂り過ぎていることがあります。
今より少し頻度を減らすようにしましょう。
・塩分排出を促す栄養素を摂る
カリウムには
塩分を体外へ排出する働きがあります。
野菜なら、ほうれんそう、ブロッコリー、
えだまめ、白菜、大根、ねぎなど
果物なら、バナナ、キウイ、さくらんぼ、ぶどうなど
その他きのこ類など
食事に取り入れるようにしましょう。
▼まとめ▼
冬のむくみには、
血流の悪化が関係していることが多いです。
今回紹介した予防方法をぜひ試してみてください!
ただし、血流の悪化以外が
むくみの原因となっていることもあります。
疾患が関係している場合もありますので、
症状が重い方やなかなか改善しない方は
かかりつけ医などに
相談してみるのも良いかと思います。
ダイエットプログラムのご相談や
管理栄養士による食事指導などは
ノルン鍼灸院までご相談ください!
芸能人や日本代表のアスリートを
鍼灸・栄養指導の両方から
サポートし続けています。
参考文献:
食品成分データベース
https://fooddb.mext.go.jp/search.html
多くの人が勘違い!? むくみの本当の原因と効果的な解消法
https://www.suntory-kenko.com/contents/aginglabo/shoujou/11/