カラーバス効果〜社会人大学院生は視点が違う〜
「カラーバス効果」とは心理学用語の一つです。カラーバスは「色を浴びる」の意味です。
意識していることほど関係する情報が自分のところに舞い込んでくるようになるといったものです。
例えば、時計でロレックスが好きになった途端、町中でロレックスをつけている人ばかりに目が入ってしまうことはありませんか?
カラーバス効果とは人のアンテナのようなものだと思っています。
数ある情報の中で、何にアンテナを立てるかで情報の収集や整理、理解が異なります。製薬会社であれば医薬の情報ばかりが気になるでしょうし、鉄鋼会社であれば鋼鉄系の動向が気になるでしょう。
このアンテナがその人の特徴になるのです。
社会人大学院生が有能だと思われるのはその分野でのアンテナの立て方が違うからです。例えばMBAであればヒト・モノ・カネ・情報に関するアンテナが立ちますので必然とビジネスの世界で有能な存在になります。
法学、心理学、文学、経済、情報、etc///その分野の大学院に行くだけで何もしていない方より、鋭利なアンテナが立つことは言うまでもありません。
私はサラリーマンの世界でオールラウンダーでした。一見バランスに優れているようですが、正直代替性のきく存在です。便利な存在ですが、要は会社の駒として有用であるだけです。それでいいと思う人もいっぱいいると思いますし、否定はしません。
ただ私は一度の人生なので、代替性のきかない尖ったスペシャリストになりたいとずっと思っていました。
であるならば、その分野で尖ったアンテナを立てて磨くしかない。
2つ目の大学院に向けて、そして資格の勉強をし続けます!