うちの犬の話
こんばんは
今日は昔飼っていた犬の話です。
私が小学生の頃飼っていた柴犬のムサシが、ある日逃げていなくなりました。
その時代はまだ犬は外で飼うのがあたりまえで、ムサシを繋いでいた紐が外れてしまったのです。
何日も自転車で「ムサシー!」と呼びながらあちこち探しましたが、ムサシが見つかることはありませんでした。
それから5、6年後、なんとムサシが再び我が家に帰ってきたのです!
ムサシ!と呼ぶと尻尾を振ってトコトコ近づいてきました。
母がその柴犬を見て、この顔はムサシに間違いない‼️と断言したのです。
逃げた時は赤い首輪、帰ってきた時は青い首輪をしていたので、誰かに飼われていたんだな、生きていて良かった〜、よく帰ってきた‼️とみんな大喜びで、再び我が家で飼うことになりました。
(飼い主は探さんのかーい笑)
そしてその後、12年ほどでムサシは天国へ旅立ちました。
あれから30年以上が経ち、姉とお茶しながらムサシの昔話をして懐かしいね〜と話していた時、ふと、頭をよぎった。はて、、あれは本当にムサシだったのか…!?
あの頃は母が言うのだから間違いない‼️とみんな思っていたけど、今考えると、
①逃げて5、6年もたっている
②優しい性格だったのに、ちょっと凶暴になっている
③年齢が、計算すると20歳くらいまで生きたことになる
「まさか…、ほんまに…、ムサシはムサシじゃなかったりして⁉️」と姉と私は顔を見合わせて、爆笑しました。 確かめる術はありませんが、帰ってきたムサシはムサシじゃなかったかもしれない、といううちの犬の話でした。
ちなみに、帰ってきた時に、その時の飼い主を探さなかったのかという疑問が残りますが、当時はSNSもインターネットもなく、近所で犬が逃げたという話もなかったと思います。