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ニチアサが好きだ

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毎週ニチアサの感想を書いてました
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記事一覧

ニチアサが好きだ No.42 元太は大二に何を伝えたかったのか

仮面ライダーリバイス42話感想元太は大二に何を伝えたかったのか:「変身」と「自分を受け入れる」 前提として、「仮面ライダーリバイス」のテーマに、「変身」と「自分を受け入れること」があると思う。 まず「変身」について。リバイスの物語では実に多くのキャラクターが「変身」を果たす。仮面ライダー50周年記念作品としてもあるだろうが、リバイスの物語は「変身」することにかなり重きを置いているイメージがある。リバイスの登場人物たち(というか仮面ライダーシリーズの登場人物たちにも言えるこ

ニチアサが好きだ No.39 大二の、ヒーローとしての正しさ

仮面ライダーリバイス39話感想牛島太助の演説から始まった今回。牛島家の物語、一輝の記憶、そして大二との対峙を、様々なキャラクターを動かしながらテンポよく描いており、個人的に今回めちゃめちゃ面白かった。大勢のエキストラも使い、シリアスが加速しているリバイスを今週も振り返っていきたい。 大二の、ヒーローとしての正しさ ウィークエンドのシェルターをギフジュニアを引き連れ強襲する大二。それを迎え撃つ花と豪という構図は、まるで1話のデッドマンズが襲ってくるシーンの対比のようだった。

ニチアサが好きだ No.38 「磁力」の最強フォーム登場!

仮面ライダーリバイス38話感想もうリバイス38話なの!?!?ほんと現行を追っていると気がついたらいつも話が終わりに近づいていて1年はあっという間だと感じる。だからこそその作品とリアルタイムで過ごす1年は大切にしたいな。 「磁力」の最強フォーム、アルティメットリバイス! まずは最強フォーム、アルティメットリバイ&アルティメットバイス、登場おめでとうございます!!!レックスゲノムの上にクリアパーツが被さったようなデザイン、レックスゲノムのサーモンピンクと水色をそのまま濃くした

ニチアサが好きだ No.37 おかえりマイヒーロー

仮面ライダーリバイス37話感想おかえり、マイヒーロー まずは言いたい。おかえり!!! 全人類が帰還を待ち望んだ門田ヒロミがついに帰ってきた。大二が追い詰められて追い詰められて、独りになって、限界を迎えたこのタイミングに。ほんと門田ヒロミの安心感が半端ない。大二の手を止める手が映し出されたときに「ヒロミ!?」と声を上げてしまった。ずっと待ってたよ!帰ってきてくれてありがとう!! 平和を守る仮面ライダーでいなきゃならない それにしても今回、ウィークエンドの地下やらフェニッ

ニチアサが好きだ No.36 自立のヒーロー、仮面ライダーアギレラ

仮面ライダーリバイス36話感想自立のヒーロー、仮面ライダーアギレラ 花の「ウィークエンドの一員として戦って償いをしたい」という思い。これは紛れもなく、花自身が自分で考えて出した結論だ。アギレラ時代は「女王」として、悪の象徴として、存在することだけが求められ、アギレラの意志は尊重されなかった。 それが、さくらと出会い、弱さを受け入れながら、守られる状態にNOを突きつけ、自分で考えて自分で戦っていく姿に動揺し、さくらとぶつかり、さくらに救ってもらい、そしてさくらに守ってもらうと

ニチアサが好きだ No.35 失うものがない雉野つよし

久しぶりの更新。最近あまりできていなかった。この感想を書くのは楽しいが如何せんアウトプットは頭を使うのでついつい楽な方へ逃げがちでよくない。人の感想を読むとやる気が出てくるのでいつもありがとうございますという気持ち。もう一度毎週更新していきたいと思います。 ○仮面ライダーリバイス35話感想赤石劇場、闇堕ち寸前大ちゃん、オーバーデモンズなど見どころ満載だった今回。展開は終盤にふさわしい絶望感。ギフに攻撃どころか触れることすら出来ていないという完敗。今回は主に大二、一輝、光、玉

ニチアサが好きだ No.29 ドンブラ史上最高回到来!井上脚本の真骨頂

○仮面ライダーリバイス29話感想 待望のヒロミ回!?彼は記憶を取り戻すべきなのか予告でメモリー・オブ・ヒロミー!というタイトルから久々にヒロミに触れてくれる!と胸躍らせてから1週間。いきなりラブちゃんのヒロミとの思い出(ラブちゃんが「ヒロミ!」と声に出して呼んでくれたの尊い…)から始まり全国のヒロミファン歓喜。そしてそこからヒロミぬいに写真に実家シーン。怒涛の供給助かる。門田ヒロミの「ただいま」で救われる命があります。 ただ最近私が考えてるのは門田ヒロミは記憶を取り戻した方

ニチアサが好きだ No.24 全力全開の感謝を

○仮面ライダーリバイス24話感想今週のリバイスもとにかくすごかった。ゼンカイ完結&ドンブラ参上なんてお構いなしに次回はまさかの過去編。五十嵐家の一家全員の微妙なズレ、そして一輝をはじめとする彼らの人格、それらが作られた元凶となった事件。封じられた記憶を一輝がついに思い出す。ということで物語の核心に迫る次回へ向けて不穏MAXだった今回を振り返っていく。 隠された傷狩崎と風呂に入った父・元太。彼の胸にあった覚えのない傷は、そのまま五十嵐家全体の負った傷の象徴のように見えた。心臓

ニチアサが好きだ No.23 守りたいものを守る

○仮面ライダーリバイス23話感想守ることの功罪仮面ライダーリバイスのテーマの一つとして「救う」があげられると思う。今回のリバイスでは、それと近しくも少し違う「守る」ということについて様々な面で考えさせられた。 ・バイス→一輝 まずは一輝を守ろうとしたバイス。「裏切りは、悪魔の得意技だ」という音声とともに狩崎の元から飛び立ち、「一輝のものは俺っちのものじゃん」とジャイアンのセルフパロみたいなことを言いながら遊び倒すバイスだが、この行動は全てバイスの「一輝を守りたい」という本

ニチアサが好きだ No.22 カラフルに生きたいから

○仮面ライダーリバイス22話感想今週のリバイスはお笑いコンビ回ともあってやたら「2人」という関係性に着目した回だった。今回の感想はそこを中心に書いていこうと思う。 大二とカゲロウは切り離されてしまうのか初手崖落ちで先週の悲しい思い出を蘇らせてくる制作陣、なかなかひどい。そこからのカゲちゃん復活で「待ってたよおカゲロウうう!!」ってなった。情緒のジェットコースター。 ということで最初に描かれたのは大二とカゲロウの2人の関係性。大二を守ってヒロミは死んだようなものだし(死んで

ニチアサが好きだ No.21 受け入れること、みんなでいること

○仮面ライダーリバイス21話感想ありがとう門田ヒロミフェニックスには裏がある! あとは頼んだぞ…五十嵐三兄妹… そう言って門田ヒロミは崖から落ちた。 公式でも小松さん自身も「戦線離脱」という表現を使い、「死亡」という言葉を避けているようにも感じ取れるので、きっと生きていると思うが、とりあえず門田ヒロミの物語はここでいったん終わり。 ヒロミのおかげで仮面ライダーリバイスという番組を一層楽しめたことは間違いない。 第1話で変身に失敗したときは特にそこまで印象は強くなかった

ニチアサが好きだ No.20 門田ヒロミはヒーローとして死ぬ

○仮面ライダーリバイス20話感想ヒロミ生きてたあああああああああああああああと視聴者を喜ばせてからの予告。 !?!?!?!?!? えええええええ結局死ぬのおおおおおおおお!?!? 今回はヒロミのエピソードの中編だった。なんというジェットコースター。 何度この男は死亡フラグを立てれば気が済むんだ。そもそも軽率に我が命をかけないでもらいたい。心臓に悪い。 ということでまだ死期が1週間伸びただけで安心できない、まるで応援している週刊連載の掲載順がめちゃくちゃ落ち込んで今に

ニチアサが好きだ No.19 門田ヒロミはヒーローとして死ぬか

○仮面ライダーリバイス19話感想ヘンシンシロ…ヒロミ。 オマエノイノチ…クラウ… しゃ、しゃべったああああああ!!!! 待望のヒロミ回、まさかのデモンズドライバーが喋り始めた。くううかっこいいぜツダケン!デモンズドライバーの音声がツダケンってわかった時に有名声優をベルト音声に起用かあと思っていたが、それだけではもったいなかったようでついに喋り始めた。願わくばヒロミとタッグを組んでほしいぜ。 津田健次郎参戦という衝撃のラストで締めた19話。話としてはヒロミ編の全編といった

ニチアサが好きだ No.17 一輝の「救済」

今週のニチアサ最高だった…!!毎週最高だけど、正月を挟んで1週間休みだったから余計に染み渡った。毎週好きな番組が見られるって幸せなことだと再実感。このまま永遠にニチアサが続きますように。 ○仮面ライダーリバイス17話感想久々のニチアサを味わえたことは幸福感いっぱいなんだけど、リバイス本編の不穏な感じを浴びているとその幸福感が一気に絶望へと変わっていくから不思議だ(絶望のような展開を見れること自体は幸福()なんだけど)。ということで新年あけおめ回もなく混沌としながらも嫌な予感