良いものでも、悪いものでも、人生での経験には感謝しましょう。
良いものでも、悪いものでも、人生での経験には感謝しましょう。スザンヌ・サマーズ
こんにちは、たまです。
梅雨入りをしていない東京地方、梅雨明けのような湿気を感じております。
現在、午後5時47分。外気温は24.4℃です。
本日はスーパームーンと皆既月食のジョイントです。
Let's look up the sky!!
***
さて離職票が届いたので、さっそく管轄のハローワークへ行ってきた。
何をしに行ったかというと、
保険金の請求
条件(既定の労働時間)を満たし就業すると、雇用保険に加入することになる。
この雇用保険は、いわゆる「雇用に関して支払われる保険」というもの。
一番ポピュラーなものが「基本手当(失業保険=失業給付金)」だ。
そのほかにも、傷病手当だったり、再就職手当だったり、教育訓練給付だったり、雇用保険に加入していたなら、退職したら使わない手はない。
詳しいことはここにしっかり書いてあるので、興味のある方はどうぞ。
さて、その昔「公共職業安定所」なんて名前だったハローワークだけど、
どこのハローワークでもいいわけではなく、自分の住所で管轄が変わる。
職場の管轄とは異なるので注意が必要。
10年以上前にも給付を受けに出向いたハローワーク。
場所も作りもなんにも変わっていなかった。
wifiの設備ができているかと思いきや、やっぱりそこも昔のまんま。
陰気臭いところも昔のまんま。気が滅入る。
【受付】
二人の女性が受付でニコニコしている。
基本手当の手続きに来た旨を伝えると、そのうちの一人が説明をしてくれた。
二人立っている必要はあるのか?
さすが国が設置した行政機関だけあって無駄が多い。
必要事項を書類に記入して提出するよう言われた。
隅っこにある筆記台には鉛筆が置いてあった。
未使用/使用済み、とペン立てを分けているのが、いまどきだが、
国が設置した行政機関は、こういうところは気が利かない。
消毒なんてやってなさそう。
ジャカルタの空港のほうがもっと清潔だぞ、おい。
記入して阿佐ヶ谷姉妹のような二人に書類を渡すと、
ファイルに入れて、整理番号を渡され、待つように言われた。
その仕事、いくらでやっているんですか?
って聞きたくなった。が、本当に聞くわけにはいかず、
「ありがとうございます」と軽く会釈をすると、
にっこり微笑んでくれたが、目は笑っていなかった。
阿佐ヶ谷姉妹にとって、楽しい仕事ではないようだ。
【登録】
思ったよりも空いている席に着席していると、すぐに番号が呼ばれた。
登録をしてもらいながら、係の男性が話しかけてくる。
「自己都合ですか」
「いえ」
「では会社都合ですか」
「というか」
今回の退職は、完全な自己都合でも完全な会社都合でもない。
「ちょっとまあいろいろありまして、」
と退職の経緯を話した。
男性職員は、「なるほど~」と言い、
「イヤな人っていうのはどこにでもいますよね~わかります。
またその人が関西弁でまくし立てたりすると、たまんないですよね~」
具体的だな
ハロワの職員、語るに落ちる。
淡々と、書類を作成して、
「次の人!」とか言われるより、よっぽどいい。
人間味あふれる職員だった。
登録業務が終わると、今度は認定の手続きだ。
このまま2階へ行けとのこと。
薄暗い階段を上がって2階へ進んだ。
むわっ
狭っ!!
人多い!!
1階と構造は同じなのに、グンと狭く感じる。
◆狭くなる要因
①認定をする場所だから人が集まっている。
②パーテンションが多い
③立っている職員が多い
③が要因の一番な気がする。
阿佐ヶ谷姉妹同様、
いらないだろ。
「箱があるのでそこにこの書類を入れて待っていてください」
そう言っていたけど、はて、どの箱だっけ?
目についた箱に入れようとしたら、
安っぽいSPみたいな男性職員がこう言った。
「あっち」
見たところ20代の男性、っていうか「男子学生」みたいな職員に、
誰か言葉遣いを教えて差し上げて。
あ、はい。
と、別の箱に入れた。45分待ちって書いてあったけど、
30分ほどで呼ばれた。
【認定】
肝っ玉かあさんみたいな職員が今後の説明をしてくれた。
自己都合退職・会社都合退職
心配だったので思い切り、退職プレゼンをした。
じっくり聞いてくれた「かあさん」は、
「会社都合で処理できますよ。大丈夫。
ほとんどの会社は、こういう場合自己都合を崩さないんだけど、
たまさん、よかったですね~」
私、ラッキーだったんだ。
突然、
「試合に負けたけど、戦いには勝った」という気になった。
なにはともあれ、雇用保険の加入期間と退職の経緯を鑑みて、
7日待機*の240日間の支払いとなった。
*7日待機=今日から7日間は無職でいること。
一安心。いろいろ大変な退職劇だったけど、
これにて千秋楽を迎えた感じ。
悪いことがたくさんあったけど、良いこともあった。
経験したくないことも経験したけど、これが人生ってもんだ。
一区切りがやっとついた。
次にやることは、また別の機会に。
良いものでも、悪いものでも、人生での経験には感謝しましょう。
んじゃ、また!
いただけるなら喜んでいただきます。