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「人生初ワイン」

22歳、人生で初めてワインを飲んだ。

これまでにも試しで口に含ませる程度ならあるけれど、実際に注文して飲んだのは初めてだ。

僕はお酒が弱い。

先日、後輩と美味しいワインが飲めると噂のお店に行く機会があったんだけど、

そこで、後輩がワインを注文しているのを横目に僕はワインの炭酸割りを注文した。


後輩の前で取り乱すような事態は何としても避けたいところである。

これは正しい判断である。

いつか、リベンジしなければと思った。

そして、早いうちに再びチャンスがやってきた。

大阪・中洲にあるワインとくつろぐツキアカリへ。

今回は同級生。僕の数少ない気を許せる相手だったから、少々取り乱しても問題ないと思った。

そして、説明書きの“パッション”という言葉に惹かれて、ラ・パッション・ブランという名の白ワインを注文。

初ワインの感想としては、

「なんこれ!」が素直な感想である。

だけど、チーズやバジル系のハーブと一緒に飲んだら何か美味しい気がして。いや、美味しかった。

コーヒーでも、フードペアリングというものがあるけれど、それと同じだと思った。

料理と合わせて飲むことで美味しさの相乗効果が期待できるというか。

食の評論家ではないから詳しいことは分からないけれど、合わせるものによってワインは美味しいし、合わせるものによってワインは美味しくないのだと思った。

ビールやレモンサワーよりも、合う料理は限定されると思うけれど、イタリアンやフレンチに行くときは相手と自分のコンディション次第ではワインを注文してもいいなって思った。



22歳、初ワインの感想はこんなところだ。

その後、二軒目で梅酒を飲んでいるから、お酒強くなったかもしれないと思いながらも、しばらくは要らない。

それにしても、気を遣わない相手は本当に楽である。

いっぱいいたらいいってわけでもないし、

十人もいれば、十分すぎるくらいだと思う。

もちろん、僕は十分である。

このまま大学生活が終わってもいい。

そんなことを思いながら、

今、家に向かって歩いている。

歩いていた。

明日は何について綴ろう。

それでは、みなさんよい週末を。
Have a great weekend!!!🍷🍾










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