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遠別少年はまだ続く
『遠別少年』をサンデー毎日の書評で取り上げていただきました。
以前の版でご縁のあった川本三郎さんに、著者の娘であり新装『遠別少年』をデザインした坂川朱音さんが献本したところ書評を書いてくださいました。
内容を的確に、魅力的にご紹介いただきとても嬉しい。ぜひお読みください。
なにより嬉しかったのは、書名の下に著者名とともに装丁者名も表記していただいたこと。
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同誌ではこれまではこうした例はないようですので、装丁展のために作られ装丁家の娘が父親の本を装丁したということを編集部に配慮していただいたのでしょうか。
そもそも書店では販売していない本を取り上げていただいた川本さんとサンデー毎日編集部には感謝の気持ちでいっぱいです。
毎日IDがあれば毎日新聞のサイトから、ほかに各種電子書籍サイトから、もちろん書店で紙版でも。
https://mainichi.jp/sunday/
えーそして、たいへん遅くなりましたが「遠別少年」装丁展は2/27(日)に一旦終了いたしました。
いらしていただいた方、本をご購入いただいた方、気に留めてくださった方、ありがとうございました。
「一旦終了」というのは再展示を予定しているからでして、4月か5月に「追加公演」として同じ会場Gallery装丁夜話で開催します。
様々な事情で展示初日に作品が間に合わなかったり、気候やコロナウイルスにも翻弄されたり、あまりいい状況とは言えませんでした。「行きたくても行けなかった」という声もいただいています。
日時はもう少し様子を見て決めますので、もう少々お待ちください。
品切れもいくつかありますが、オンラインでも本が購入できます。
この中で完全に売切れなのは
・<カバー全冊>コンプリートセット
・装丁・藤田知子/装画・浅妻健司
です。
他のものは追加の展示の際には用意できる予定です。