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映画「工作 黒金星と呼ばれた男」
爆発したり拳銃を撃ったりではなく、盗聴や潜伏というじりじりと進行する感じのスパイもの。
ファンジョンミンが商売人になりすまして、北朝鮮に侵入する。
北朝鮮でロケしたわけじゃないようですけど、すごい再現度ですね。
さまざまな価値観が入り組み、どれが正解なのか、なかなか示してくれない感じがとても良いです。
与党が自分たちが選挙で勝つために、北に金をはらって国境で軍事行動を起こしてもらう作戦、ってのはほんとにあったようですね。
国家や人々の幸せを願う価値観、政権を維持することを最優先する価値観、また、自分の出世やお金を優先する価値観
どれが正しいのか、一概に判断できないお話ってのは、とても好みです。
本物の黒金星が獄中にいるときから取材して作ったとのことで、釈放された黒金星はこの完成した映画を観て「自分が観たスパイ映画の中で最も事実に即している」と評価したそうです。
スパイもスパイ映画をみるんやね。
[2020.04.12 facebookから]