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エホバの証人二世のトラウマ世界〜12年間の歪んだ教育⑮

この文章はある特定の組織や人物を誹謗中傷したり、傷つけたり、貶める意図は全くありません。また、信仰の自由を否定するものでもありません。個人的な感情を凝縮した文章です。古い記憶の中には、間違いや歪曲が多々あり時系列もバラバラだと思いますが、本筋には問題はないので確認作業はしません。


社会不適合者

「社会不適合者」と奥さんに言われる現在の僕は、無神論者でありながら一般的な行事を普通に楽しむ一般人です。

子供の頃に周りの様子から常に自分の立ち振る舞いを意識し暮らしていた事で、現在でも自然と他人との距離感と他人の痛みに敏感です。

同時に、気を配ることの出来ない人、周りに配慮が出来ない人が苦手です。

強者から抑圧された日常を強要された事で、弱者への一方的なパワハラやアンフェアな事が大嫌いです。

自分の価値観を押し付けたり、その価値観のみで他人を判断する人間のそばには近寄らないようにしています。

軽くとも子供に対し手をあげたり、人前で怒鳴り(叱りではなく)つける人間を見かけると、どうしようもなくイライラし、良からぬ欲求が芽生えます。

また、個人が育った環境にとても敏感で、幸せ家庭で育てられたと感じさせる当時のお坊ちゃまお嬢ちゃまに対し、僕とはわかり合えない人間と決めつける悪い癖があります。その上劣等感がよぎります。

情報に限りと偏りがあるかなり閉ざされた世界で暮らしていた必然で、頑張りたい努力をする対象が無かった為、自分のために努力をする事に理屈を捏ね、その努力に自分の為以外の理由が必要です。

苦しい事があった時、ここには自分は存在しないと思い込み、思考を止める特技があります。

抜本的な解決策を探す、遊びの無い思考を持っています。

最悪なのは、このような自分を他者に悟られぬよう上手く隠しているつもりでいる事です。


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半出生主義

死生観というか、人生哲学においても、いつも満たされない孤独感を拭えず、心の底から本気になれず、衝動的に何もかもが一瞬で嫌になり、のめり込んでいた楽しみが些細なきっかけで馬鹿馬鹿しくなる。大切なものが急に無意味に感じる深刻な持病を抱えています。

常にパワーバランスを考え、他者からのマウントに対し敵対します。慎重でありながら、裏返すと臆病で、何より自由である事を望んでいます。

その弊害として悲しいことに、自分の自由が僅かでも脅かされる可能性があるのなら、そして、あまり幸せを感じず幼少期を過ごした記憶が多いことで、不幸を連鎖させる可能性が僅かでもあるのなら、子供のいない人生を望んでしまいました。

生まれなければ苦しみも無いという半出生主義を心に内包した人間の本音です。これは本当に本当に本当に不幸な感情です。

※被害者意識全開である事は百も承知です。


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