「得意」と「苦手」
こんにちは。
このnoteは、日頃、私が思ったことや考えたことを表現しております。
それが皆様の新しい気付きを得ることや、
考えを深めることに繋がれば幸いです。
そして、
そのような思いで書いたこのnoteを
最後まで読んで頂ければ嬉しい限りです。
よろしくお願いします。
今回は、【得意と苦手】というテーマで書かせて頂きます。
人には、
それぞれ【得意なこと】【苦手なこと】があると思います。
私自身、
得意なことをするのは好きなのですが、
苦手なことをするのは苦しくて辛い為、避けてきた経験があります。
その為、私の中では、
「得意なことをさらに伸ばそう」
と努力することに対しては、大きな心の負荷は掛からないように感じます。
また、得意なことを追究することで、
自分の可能性を広げたり、人の役に立ったりすることを経験させて頂けてるというのも努力のハードルを下げることに繋がっています。
一方で、苦手なことに取り組むのは、
大きな心の負荷が掛かります。
「苦手なことを克服する」為には、
まず、
「できない自分」
「かっこ悪い自分」
「ダメな自分」
を認め、受け容ることが必要です。
私にとって、
弱く、格好悪い自分を受け容れることは、
とても恥ずかしく、耐え難いことでした。
だからずっと避けてしまっていました。
しかし、得意なことだけで生きていくのには、
限界があるということに気付かせて頂ける出来事がありました。
それは、毎月2回受けさせて頂いているコーチング内での出来事です。
以前から、
私は自分の考えや意見をはっきりと伝えることは得意でした。
その一方で、
人のことを想ったり、相手に寄り添ったりすることが大の苦手でした。
そのような私の得意と苦手を踏まえて、
「教員という仕事だから、話を聞いてもらえているだけだよ。」
と、指摘して頂いたのです。
教員をしていると教室に子供たちがいて、
相手が話を聞いてくれる環境が整っています。
しかし企業等のイベント等では、
相手が、
どんなものに興味があるのか?
どんなものを必要としているのか?
どんなことに困っているのか?
ということを考え、人を集めることから始めなければいけません。
相手のことを想い、
寄り添う気持ちをもって行動することで、
初めて話を聞いてくれる相手ができるのだと思います。
私は、教員という環境に甘えて、相手のことを考えず、自分の考えや意見を一方的に伝え、
相手を想うこと、寄り添うことから
逃げていたことに気付かせて頂きました。
そのように苦手なことを避け、
得意なことだけをしていては、
違う環境に身を置いた時に何もできない人になってしまいます。
実際、私も教員という立場でなければ、
話を聞いてくれる人は居ないだろうと思います。
「得意を伸ばすこと」は、
とても大切なことだと思います。
しかし、「苦手を克服すること」で自分の新たな武器を手に入れることは、自身の可能性を大きく広げてくれることだと感じます。
これには、人それぞれの経験や思考の傾向、癖などがある為、色々なお考えがあると思います。
そして、そこから議論が生まれたり、
考えが深まったりすれば嬉しいです。