和光ZINEショールーム、スタートのお知らせ
TwitterやFacebookなんかを見ると、毎日、いや数時間に一度くらいのペースで 名も無きクリエイターの作り出した素敵なエッセイや小説、さらにイラストにあふれています。
しかし、タイムラインは私たちがそれに感動する間も与えぬまま、過ぎ去っていくことが多いです。
もし、このイラストや文章たちをリアルの場で手に取る形にして、一つの場所に留まり続けてくれたならば、彼らの作品の感動を届けられるのに。
みなさんおはようございます。
和光の自室をテキトーに解放して、いろんな人を遊びに来させるGround Mole和光の主、北と申します。
先日まで #オンライン文学部 と称して、名前は聞いたことがあるけれども、読んだことがない名著たちを一週間にちょっとずつ読んでいくというオンラインイベントを開催しておりました。
このオンライン文学部を進める中で、忙しさのあまりに見逃してしまうものがこの世の中に多く存在することを実感いたしました。
例えば、今回のオンライン文学部で言えば、「ガリバー旅行記」なんかがその典型でしょう。
ガリバー旅行記は卵の空を上から割るか下から割るかで戦争を起こしている人がいたり、捕まえたガリバーにブラックすぎる労働を強いる人がいたりと、なかなかにユーモアと皮肉の効いた表現に溢れています。
しかしながら、第一遍しか書かれていない子供向けの絵本としてしかその存在を覚えていなかったり、世界史の知識としてしか覚えていなかったりとその存在を忘れられていることがとても残念で仕方がありません。
また、TwitterやFacebookのタイムラインにだって、誰かが魂を削って書いた名文や芸術にあふれていますが、そのような作品も誰かが言ったそれっぽいことに流されてしまって、埋もれて消えてしまいます。
なので、もしこれを無限にとどめておくことができる場所があればいいなと思い、Ground Mole和光の空いている本棚を利用してみようと思った次第です。
ちなみに僕自身、人のクラウドファンディングに支援することも多いので、すでに何冊か個人で出版された本が和光にあります。
彼らの本は本屋に置かれるレベルのクオリティということもあって、それくらいのものでないと取り扱わないかと言われたらそうではありません。
このクオリティで大丈夫です。
むしろ、このショボさを売りにして、どんどんリアルの舞台にみんなが自分の作品を置いていってもらえると嬉しいです。
ちなみに、これはコピー用紙に印刷したものに、100均の画用紙で作った表紙を貼り付けただけのものです。
例えば、フォトブックを作るのであれば、100均一でアルバムを購入して、写真と文章を貼り付けて置いておくってのもありです。
ただ、あんまり大きなスペースを取ることができないので、サイズは大きくてA5まででお願いします。
また、作品が集まってくれば、いずれこれらの作品を一つにまとめた本物の和光ZINEなんかも作って、その著者にインタビューする企画なんかも作れればいいなと思っています。
ものを置いておくことについては特にお金を取らないので、どうぞお気軽にお持ち込みいただければと思います。
また、やり方がわからないとか、面倒臭いから勝手にやって置いてほしいと言う場合には有料でご相談させていただきます。
ご相談は北のtwitterにリプを飛ばすか、成増庵のfacebookページまでお願いします。
北のtwitter: @seizogakuen
成増庵facebookページ
これを機会に、リアルな発信を一緒に始めていきませんか?
成増学園総監督 北祐介