10 SING
はじめに
前におすすめされたことがあって、でも、こういう絵柄のアニメ得意じゃないんだよなあと思って、ずっとみていなかった作品。冬って、私の場合どうしても、気持ちが暗くなってしまうの。だから、その気持ちのくすぶりをまぎらわすような映画がみたくて、こういう映画ならバッドエンドにはならないでしょうと思って、勢いつけてみてみた。
あらすじ
ムーン氏(コアラ)の劇場は経営難。どうにかしたくて歌のオーディションを開催する。たくさんの動物の中で、選ばれて最終的にステージにあがることになったのは、彼氏とビミョーなアッシュ(ヤマアラシ)、父が泥棒のジョニー(ゴリラ)、25匹の子どもがいる主婦ロジータ(ブタ)、キレッキレのダンスを踊るグンター(ブタ)、プライドがはちゃめちゃに高いマイク(ネズミ)。途中から超恥ずかしがり屋だけど本当はうたいたいミーナ(ゾウ)も裏方として加わって、いざリハーサル!というところで劇場が大破するよ!!!!歌って踊るし、聞いたことのある曲がいっぱいだよ!!!
感想
ゾウのミーナのうためっちゃうまいな……登場シーンで、ひゅってなった。すきとおるようなやさしい声。たいへんうつくしくて、ほれぼれしちゃう。実力があるから、なおさらがんばってーー!!みたいな気持ちになる。あんなにきれいなうたごえなのに、ひとに聞いてもらえないのはもったいなさすぎるもんね。
普段字幕派なので、この映画ももちろん字幕でみていたのだけれど、割と吹替の評判もよさそうだったので、いちばんすきなラストシーンだけ吹替もみました。
ジョニー(ゴリラ)のうた、日本語!?その前のグンターとロジータ(ブタふたり)は英語だったので、なにも考えずにみてたけれど、え、うたの部分も日本語で撮りなおししてるの!?しかもなんか聞いたことある、え、もしかしてと思って調べてみたら、やっぱりスキマスイッチのボーカルの方だった……びっくりした……曲にあっててかっこよかった……!!
ミーナもね、吹替版でもうたごえのうつくしさは変わらずでね、すごくよかった……誰かと思ったら、MISIAさんなの……うたうまいはずですわ……
ストーリー自体は普通というか、よくあるやつ。でもね、ミーナのうたごえがね、ほんとうによくてね……コアラやネズミのキャラクタとか、全然すきになれないというかむしろ無理な性格してるし、電気泥棒とか脱獄とか不法侵入とか、だめでしょ!?みたいなことが結構多いんだけれど、ミーナのうたごえは聞いてほしい……神々しいから……!
それではまた、文字の海の中で。