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「マリオカートふりかえり」をやってみた
Why: なぜやろうと思った?
私がScrum Master を務めるScrumチームでは、1週間単位でSprintを回しています。
Planningでは見えていなかった想定外のことが多々起きながらも着実に開発を完了させられた良いSprintだったので、ポジティブ多めの振り返りができないかな〜と考え、探していた時にたまたま見つけたのでやってみました。
How: やり方
Step 0 : 準備
①参加予定者全員に「マリオカートやったことある?」とさりげなく聞きます。全員がやったことある場合は準備を進めます。
1人でもやったことがない人がいると盛り上がらない可能性があるので、潔くやめましょう。やったことない人にマリオカートのルール説明は結構大変です。
②下の画像のように、ボードを準備します。ネットからマリオカートぽい画像拾ってきて、エリアを4分割すればいいだけなので簡単ですね!
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Step 1 : 書き出し
それぞれのエリア毎に、ルールに則った内容の付箋を各自で書き出していきます。
・きのこ:
仕事を進める上で順調に進めることができた要因。ブーストさせたもの。
・赤甲羅:
仕事を進める上で阻害要因になったもの。向かい風になったもの。
・バナナ:
失敗したけど学びになったもの。
・スター
これができれば・あれば生産性上がるよ!無敵になるよ!というもの。
Step 2 : 発表&カテゴリ分け
全員の意見を発表しながら、同じニュアンスや内容の付箋を塊にしていきます。出た付箋の数にもよりますが、バナナからはじめて、スター、赤甲羅、きのこの順にすると良い感じにポジティブに目がいく流れが作れます。
Step 3 : 深掘り&次に繋げる話し合い
Q. 「きのこ」を上位互換の「ゴールデンきのこ」にするにはどんなことができればいい?
Q. 「赤甲羅」を回避可能な「緑甲羅」に下位互換するにはどんなことができればいい?
と行った感じで進めます。この問いを投げればあとは勝手に話が収束に向かったのと、メンバーたちの遊び心でいつの間にかボードが華やかになっていました。
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感想
スターフィッシュや熱気球、と似ている進め方でできたので、ファシリテーションの負荷もそこまでなくでき、自然と遊び心も持ちながらできました。
新しい振り返り手法だったので、またやりたいかどうかをアンケートしたところ、年代、性別問わず満場一致で「またやりたい」という結果になりました。