あなたが書いたものは必ず読まれ、評価される。(高校生向け)
この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:高校生のキミ、あなたが書いた文章は必ず誰かが読んで、いい評価をして、それがあなたに帰ってくる。noteでも何でも、とにかく自分がいいと思った文章を発信しよう。
20年前の記事が評価された
土曜から長岡に二泊して、プロレスの取材をしてきました。
僕は15年ほど前に、新潟のとある大学に勤めていました。経営学を教えるほかにやらされたのが、大学のスポーツ新聞の取材と執筆でした。
そんなこともいつしか忘れていたのですが、今回一緒にプロレス取材に付き合ってくれたその大学の元学長のAさんから、意外な話を聞いたのです。
「野呂先生が書いていた、大学スポーツを取材してまとめた記事、広報担当者がいたく気に入って拡大コピーして、大学の宣伝コーナーに展示してありますよ」。
「えぇー」、と僕は思わず叫んでいました。
というのも、当時僕のその大学スポーツ新聞の記事は、賛否両論だったからです。
記事はバスケットボール部を取材したものが多かったのですが、内容は選手本人や周囲から拾い上げたゴシップや秘密の話、コート以外でのエピソード、試合前、舞台裏の表情など、ほとんど試合の展開や解説は無視していました。
賛否両論と言いましたが、実際は賛否の否のほうが多く、それでも作風?を変えなかったのは普通の大学のスポーツジャーナリズムに風穴を開けたかったのです。
そのときはダメでも後で評価されるかも
僕の拙いスポーツ記事が正しかったんだ、等と言いたいわけではありません。
しかし、批判されても、高校生のあなたが「これでいい」と思ったら「やっちゃえ」といいたいのです。
世間は大学も含めて、保守的なものです。
ありきたりには未来や可能性などないのです、って
自己肯定がすぎるかな(笑)
野呂 一郎
清和大学教授