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岸田ビッグボスの経済成長政策第7弾は成長から幸福へのシフトだ

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:コロナがすっかり変えた人類の現在地。M&Aが増えた4つの理由をあなたの人生とビジネスに応用する。これから成長する人間と企業の条件。ビッグボス新庄剛志こそ時代の預言者という理由。

M&Aが増えた理由こそ人類が変わった理由


昨日はM&Aが増えている理由として、4つあげました。



1.コロナで消費者行動、市場のあらゆる常識が変わってしまったこと

2.コロナで超低金利になり、大金を手にした人間は目の前にお金を積まれると、それを働かせたくなってしまったこと

3.コロナで人間の野性が発動し、保守的な投資家さらには企業家のマインドを変えたこと

4.コロナでスクリーンを見るのにあきあきし、リアルの対面経営に飢えた経営者がバーチャルじゃなくて、よりリアルに企業を動かしたくなったこと

コロナによって、世界の人々は変わったのです。人類のむき出しの本能がコロナによって呼び覚まされたのです。

M&Aされる条件

M&Aが増えていると言っても、どんな企業も買収の対象になっているわけではありません。これは人間も同じ、です。コロナ時代に買われる人の条件もこれ、です。

BusinessWeekによれば成長と変革へのストーリーを描ける企業が、M&Aの対象になっているということです。

岸田経済成長政策の目的は成長でなく、幸福

さて、皆さん、以上がコロナ禍の経済の全てです。

仮説の段階ではありますが、これが正しいとすると、現代における以下の疑問が氷解するのです。


1. なぜ、立憲主義と共産党などの野党連合が自民党にバカ負けしたのか
野党が成長と変革の絵を描けてないからです。
2. なぜ、コロナ給付は現金にすべきなのか
クーポンでなく現金。現金を見れば、手に取れば人間それを有効利用したくなるから。特にコロナ禍では。
3. なぜ、岸田内閣の経済成長政策は間違っているのか
GDPを伸ばして経済成長するっていうのは、コロナ前は確かに正しかった。しかし、コロナですべてがひっくり返った今、見えてきたものがある。それは、成長じゃなく、幸福こそ追求すべきだという当たり前のこと。

平均給与は上がったほうがいいけれど、その前に人々の幸福を阻害している社会問題を何とかすべきということ。

通勤地獄、差別社会(ジェンダー、男女、外国人)、いじめ、非正規雇用問題などなど。これらをまず解決すべき。分配は後回しでいい。

ビッグボス新庄剛志の預言

ビッグボス新庄剛志が「優勝なんか絶対に目指しません。9月になって優勝できるかもしれないとなったときに、考えます」と言ったのは、優勝を目指す前に、あたり前のやるべきことをやってない。それは一試合、一試合、個々の選手のいいところを出すようにしてあげてそれを積み重ねることだよ、という意味なのです。

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この新庄の言葉って、新庄が言い当てたコロナで隠されていた真実、なんです。新庄は現代の預言者なのです。

岸田ビッグボスもこう言え。「成長なんか絶対に目指すな」

それに倣えば、岸田ビックボスはこういうべきでした。

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「経済成長なんか絶対目指しません。でも人々を幸福にするための努力をまずします。通勤地獄、差別問題、いじめ、非正規雇用問題をまず解決します。それで経済が上向いてきた時、皆さんの所得を倍増するようにがんばります」。

新庄は優勝を何故見ざすのか、という問いを球団首脳に問いかけたのです。

球団の答えは利益、でした。日ハムのハム、ソーセージが売れればいいんです。そのための優勝です。

しかし、新庄の答えは、「幸せ」でした。幸せとは、選手が自分の持ち味を100%発揮して日々の試合をすることです。優勝は日々、個性を出し切る幸せの延長線上にある、預言者・新庄剛志はそう説いたのです。

きのう、コロナですべてをリポジションしなくてはならなくなった、そう申し上げました。

世の中のすべてが、なんのために存在するかを根本的に考え直せ、これがリポジショニングの意味です。

新庄の言葉は、今までの野球の価値観をリポジションしたものだったのです。

新庄ビックボスの考え方こそ、コロナ時代における「根本的なリポジション」なのです。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

それではまたあした。

                            野呂 一郎

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