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プロレス&マーケティング第95戦トランプは猪木と年齢に勝てるのか?
この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:すべては元気から。マーケティングもそうだ。元気のないトランプは、4年前の遊説回数から今年は激減していることでも明らかだ。ニューヨーク・タイムズは「歳のせい」と手厳しい。世界のトップになる人間は、年齢なんかはねのけていつも元気でいないと。
ニューヨーク・タイムズのトランプ潰し?
「元気ですかー、元気があれば何でもできる!」。
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ご存知、燃える闘魂・アントニオ猪木の名言ですが、これは単なる名句ではなく、非常に深いものを示唆しているのではないでしょうか。
そうです、逆に言えばなんだって「元気がなければ何もできない!」です。
マーケティングも例外ではありません。
この間、選挙はマーケティングだと申し上げました。
あさって天下分け目の決戦、米大統領戦で激突するトランプvsハリスですが、この時期心配されてるのが、「トランプの元気のなさ」です。
ニューヨーク・タイムズは、最近のトランプの元気のなさと年齢を結びつけるような記事をぶっ放しました。
トランプ嫌いでつとに有名なニューヨーク・タイムズですが、この時期に「トランプと年齢」の記事を書くとは・・直前のネガティブ・キャンペーンでトランプを潰そうというハラでしょうか。
ボケてきた?トランプ
ニューヨーク・タイムズの言い分をまとめてみましょう。
・トランプはいつも疲れている
・トランプのお話は混乱したり、情報が抜けてたり、辻褄が合わなかったり・・一度や二度じゃない、しょっちゅうだ
・話がすぐ脱線する。すぐゴルフの話になったり、いきなりサメが出てきたり、自身の肉体を賛美し始めたり・・わけがわからぬ
・前回の大統領戦の遊説回数は年間283、今年はまだ61だ
・トランプはテクノロジー音痴だ。たいていの国では96%以上がスマホを持っている事実すら知らない
記事は、専門家による科学的知見も添えており、信憑性は、いや増します。
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・ある脳科学者の指摘
「トランプは ポジティブな ワード よりも 、ネガティブなワードを多く使っている。
ネガティブな言葉の割合は 2016年には 21% だったが、今年は32%だ」。
これは、彼が 認知的に劣化をしていることを示している。
・ある専門家の指摘
トランプは2016年時よりも、相手をののしる言葉(swear words)を69% 多く今年は使っている。これも認知的劣化のあらわれ。
・大学研究機関の指摘
2022年に行われた モンタナ大学の研究によれば 、トランクのスピーチに含まれる”複雑性”は 、歴代アメリカ大統領の それに比べ顕著に 低い(バイデンも同結果)。
年齢が原因のおそれ。
リーダーは常に元気であれ
人間誰しも「寄る年波には勝てぬ」ということはあるでしょう。
年齢が認知の衰えとリンクしていることは、医学的には事実です。
しかし、トランプも、最近元気のない石破首相も、猪木の言葉を思い出してほしいのです。
「元気があれば何でもできる」、と。
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これは通り一遍の言葉ではなくて、「リーダーたるもの年令に関係なく、自分の心身と脳の元気と健康を積極的に活性化することにつとめるべし」という、リーダーかくあるべし論なのです。
年寄だけがリーダーではありません、高校生のキミのサークルも、キミの他にもう一人いれば、キミがリーダーです。
キミは、若くても栄養やエクササイズに気をつけて、常に元気でいることです。
「元気ですかー、元気があれば何でもできる、ダーっ!」。
野呂 一郎
清和大学教授