
トランプに学ぶ、「悪魔😈の経営学」のススメ。
この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:トランプ訴追に学ぶ、「転んでもただでは起きない」心得。岸田さんが使っているかもしれない超絶ピンチ脱出の心理学。ビジネスも利用できる、七転び八起きの心理学。
広末涼子事件の深淵
なぜ、そこまで不倫が悪いのか、女優、シェフ、キャンドル使いと役者がそろって、なぜこのタイミングでドラマを演じているのか。

ジャニーさん事件は、イギリスBBCと日本政府が仕組んだ共同プロジェクトなのか。
文春は政府の広報機関なのか。
官民マスコミが一体となった「悪魔の経営学」ぅ?
えっ?お前は何を言っているのかって?
いやいや、単なる邪推ですよ。
下衆の勘ぐりってやつさ。
ただね、あの岸田さんのファミリーが、赤いカーペットで親族宴会をしていた件、どうなっちゃったのかな。

日本の国家セキュリティを揺るがす大問題で、内閣総辞職に値するのに、どっか消えちゃったよね。
マイナ問題もあんなにトラブルが出ているのに、マスコミは黙っちゃったよね。
それって、みんな広末涼子のおかげじゃないの?
文春は正義の味方を気取っているけれど、政府を意図的に助けているんじゃないの?

いやいや、そんなバカな?
でもこれだけは言えるよね、文春のモットーは巨悪を許さないことで、弱者をいじめないことだ。
でも、結果的に文春のやっていることは、どうでもいい芸能人の不倫を叩き、弱い女性をいじめ、巨悪の国家セキュリティ問題、国民の命に関係する健康保険制度改悪を後回しにしているよね。
ああ、また脇道にそれてしまった、きょうのテーマは「悪の経営学」、いやもっとおぞましいからこう言い直そう、「悪魔の経営学」です。
トランプに学ぶ「悪魔の経営学」
仮にだよ、悪魔の経営学ってものがあれば、こういうロジックだ。
都合の悪いことが政府に、企業に、個人に起きたら
1.悪事をなかったことにする
2.悪事でふりかかる非難、糾弾を避ける
3.悪事でふりかかる非難、糾弾をそらす
4.悪事でふりかかる非難、糾弾を利用して、自分の有利に持ち込む
今回トランプ前大統領が、連邦法違反で37の案件で起訴されているよね。

でも、トランプはただでは転ばないんよ。
4を使っているんだ。
トランプは、それを認めないばかりか、「これはバイデンJrがでっちあげたウソだ」と主張し、自分の罪を政敵になすりつけているんだ。
連邦法違反は、報道されているように、トランプがホワイトハウスの超機密情報を自宅に持って帰ったことだ。
その情報の中には米国がイランを攻撃する、というトップシークレットも入っている。(ニューヨーク・タイムズ2023年6月18日号社説 Prosecuting Trump was the only choice トランプ起訴は唯一の選択肢だった)
あろうことか、トランプは来客に得意げに、その文書を見せていたと言うんだ。
そんな悪辣なことをやっているのに、バイデンの息子に罪をなすりつけている。
でも使える、悪魔の経営学
トランプが使ったのは、4だけれど、これはかなり厚顔無恥じゃないと使えない。
ちなみにこの手法を英語では、politicize(ポリティサイズ。政治問題化する)と表現する。
1の悪事をなかったことにする、はマスコミと結託して、事実を隠蔽すればできるよね。
太平洋戦争中の日本の大本営発表が、そうだった。

戦果をすり替えたんだ、負けたのに勝ったと報じさせたんだ。
現代でも、パワーを持つものに忖度して、事実を報道しないことがある。そう、例のジャニーさん事件だ。

2の悪事でふりかかる非難、糾弾を避ける、は、ひたすらマスコミの取材を拒否する、だんまりを決め込むことだ。
SNSがコミュニケーションの主流になっているいま、吊し上げから逃れるのは難しいが、「時間がたてば人は忘れる」という日本人の無常観を都合よく利用する向きはあとをたたない。
3の、悪事でふりかかる非難、糾弾をそらすは、冒頭に紹介した、より世間の注目を浴びる事件に、世間の目を向けることだ。
さっき言ったように、邪推だが、ヒロスエ事件はマスコミと政府が結託したサル芝居じゃないのかなあ。
それも、この報道って、完全に広末涼子の人格攻撃で、彼女の人権蹂躙にほかならない。異常じゃないか。
これは、この事件をエンタメ化して、長く引っ張り金儲けしようという一派がいるからだろう。
でも、政府の失態を覆い隠し、世間の目をそらすために、政府内に秘密エージェント、情報捜査コントロール班みたいのが存在したらどうだろう。
そんな秘密結社が、ヒロスエの人格攻撃に加担していたら・・
そんなのあるわけない?
そう考えるのは、キミが、日本人がお人好しだからかもしれないよ。
実践、悪魔の経営学
でも、この悪の経営学、使いようによっては使えるかもしれない。
例えば、企業が、キミがあることないことで、窮地に立たされたとする。
悪事をなかったことにする、のはできない。人の口に戸は立てられない、いったん広まった悪い噂はとめられない。
だけれど、非難を避ける、そらす、弱めることはできるだろう。
例えば、都合の悪いことの報告のタイミングを、可能であれば芸能人の大きなスキャンダルにシンクロさせるのだ。
発表が1日遅れても、都合が悪いことはあまりないだろう。
あと4の社会的非難をプラスに向ける発想は、使える。
トランプのように開き直るのではなく、世間の諌めを受け入れ、それをバネに改善、改革を行うのだ。
例えば芸能人が大麻で逮捕された、しかしそれをきっかけに社会奉仕活動を毎日3年は続ける。
企業の不祥事が発覚したら、同じく社会が評価するような、社会貢献活動をして、生まれ変わった姿を世間に見せるのだ。
案外これをやっている個人、企業は少ないんだよな。
ピンチはチャンス、っていう格言を知らない企業が多いのには驚かされるよ。
例えば、某外食チェーンで、サービスの始まる時期を意図的に間違えている事例が最近あったよね。
その時も、しっかり謝罪会見をして、儲けた分を寄付に回せばよかったんだ。
レシートをもってくれば、返金します、みたいなけちくさいことではだめだ。
倍返しが、原則だよ。
さて、トランプが生き返るのかなあ?
そうなら、アメリカ中が悪魔に取り憑かれている、としか言いようがないね。
今日もお疲れ様。
じゃあまた明日キミに会えるのを楽しみにしている。
野呂 一郎
清和大学教授
起訴を起こした南フロリダの23名のランダムに選んだ住民