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高校生のための知的時間節約術。
この記事を読んで高校生のキミが得られるかもしれない利益:究極の時間節約法にして、頭が良くなり、独自の考えを持てる技をキミに伝授する。
新聞をどう読むか
キミたちはそろそろ、大人たちから「新聞を読め」できれば、日経(日本経済新聞)読めと言われていると思う。受験にも確かに役に立ちそうだからだ。
僕も言うさ。
それら新聞、日経も、もちろん否定しない。
大学生にとっては必須、だって就職で「今日の日経の一面に何が書いてあったかいってごらん」って聞かれるんだもの。読まない訳にはいかないよね。
しかし、これは単なる権威主義と横並び主義なんだ。
日経という権威におもねっているだけであり、みんながしている習慣をお前もしてないなら、仲間はずれにするぞ、つまり会社に入れてあげないぞ、という「ハブる」宣告、脅しだよね。
でも、それが現実だからさ。保守的な人生、安定した人生は絶対に必要だから、僕も「新聞を読め」という保守派に賛成しているだけだ。
究極の日経の読み方
しかし、日経を読んだところで、経済がわかるわけじゃない。
なぜならば経済はよく言われるように再現可能な実験ができるわけじゃなく、いわば生き物だから、生き物の実態や本質なんてまだわからないことばかりだから、実は誰も経済なんてわからないんだって。
えっ?どっかで聞いた?でもそのとおりだよ。
僕ははっきりいって馬鹿だから、日経50年読んでるけれど経済なんてわからないぞ。
でも最近少しわかってきた気がするんだよ。
それは、日経に限らずだけれど、いわゆる学者や識者、専門家の意見、解説をすっ飛ばして、自分で調べて考えて書いてまとめるようにしているからだ。
昨日も言ったけれど、結局創作、あらゆるクリエイティブなものは、事実とそれをキミがどう感じるか、それだけにかかっているんだ。
キミが新聞で読んでいる9割は「他人が事実を見てどう感じるか」なんだって。
経済なんて誰もわからないのに、わかったような顔をしてしたり顔で解説している人の書いたものなんて、読んでも君の血肉にはならない。
なぜならば、それは事実に対する他人の感想だからだ。
大事なのは、事実を知ること、それだけでいいんだ。
あとはキミがそれを調べて、考えて、感想を持つだけ、できればそれを書いてまとめることなんだよ。
知的時間節約術
ビジネスマン(ウーマン)のみなさんもそうだと思うけれど、日経全部読むと相当時間がかかるよね。
でもあれ、事実だけ読んだらどうなる?せいぜい5分で終わるよ。
極端に言うと、見出しだけでいい。あともちろん、あなたの業界に関するニュースはべつだ。
だから誰かの経済動向分析なんて、読む必要はない。それは書き手の立場という小さな土壌で物を言っているだけなんだから。
あなたはもっと広い視野を持ってるでしょう。自分の専門の立場から、物申せるでしょ。
意味がないよ、識者の判断とやらは。
僕のnoteはべつだよ、なぜならば僕は識者じゃないからね。(笑)
高校生のキミもそう、時間が足りないって言うならば、新聞は見出しだけ読んどけよ。
事実だけ抑えておけ
知的なキミだけの発見をしたいんならば、事実だけ抑えておきゃいいよ。
他の本や雑誌も、その読み方しなよ。
そうすれば、すごく時間の節約になるし、頭も良くなる。
色んな人の意見をいっぱい知っている人を世の中では、偉い人、頭のいいひとといいたがるけれど、それは多くは「他人の受け売りをたくさん持っている人」にすぎないんだって。
これからは、ますます、キミだけの独自の見解が社会に求められるし、それが問題解決につながる時代だ。
浮いた時間で思索する、自分で調べる、まとめる、書いて発表する。
これを今年やると、時間の節約にもなるし、頭も確実に良くなる。
高校生のキミに、保証するって。noteでやればいい。
じゃあ、また明日ね。大人向きのやつかも知んないけれど。
野呂 一郎
清和大学教授/新潟プロレスアドバイザー