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日本人、その生きづらさの研究 その②生活編

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:きのうに続いて、アメリカ人が日本人よりもしあわせかもしれない説、を探ってみたよ。後半はほぼ食べ物の話になってしまったけど。主に日本人がアメリカで暮らしてみたら、みたいな例えになってしまったけれど。

アメリカ人のほうが日本人よりも幸せかもしれない理由(生活編)

1.夏の蒸し暑さがない

夏は今年から6月から11月まで延長になり、来年も半年続くことが決定しました。(笑)

でも、僕らは気がついてないですが、外国人旅行者は口を揃えて「日本の夏はひどすぎ!」と文句を言います。

熱さもそうですが、蒸し暑さが異常なのです。

これは精神をやられるくらいのレベルなんですって。

アメリカは色んなところで夏を体験しましたけれど、南部のジョージア州だって、日本の夏の蒸し暑さに比べれば、はるかにマシです。

以前、noteにも書きましたが、知の巨人と言われた渡部昇一先生は、「日本の蒸し暑さが、日本人の生産性と競争力を落としている」と喝破されました。

そして、僕に言わせれば、日本の蒸し暑さは、日本人の幸福度にも暗い影をなにげに落としているのです。

2.クルマの駐車がラク

これは国土の広さと関係しますけれど、クルマ社会のアメリカは、どこへ行っても駐車場があります。

日本みたいに近くのコインパーキングを探す、などという必要はありません。

でも、駐車場が高層ビルみたいになっていることもあり、僕は何階に止めたか覚えてなくて、一晩中自分の車を探したというおバカな思い出を思い出しました。

障害のある方用に用意されたスペースに、関係ないクルマが止まっていることもありませんし、駐車は快適で、縦列駐車などのテクニックも必要ないですし、クルマ生活はその分ハッピィ度が高いと思います。

3.コーラのサイズが大きい

「マクドナルドのハンバーガーの大きさは、世界中で同じです。」

これがどうやらマクドナルド本社の公式見解のようですが、一度でもアメリカでマクドナルドに行ったことのある人は、笑いますよね。

やっぱり普通のハンバーガーは、1.5倍位ありますよね。

コーラはMを頼めば日本のLサイズより大きいのが来ます。(時計回り右から2番目参照)

https://x.gd/6WfoT

これは、バーガーキングでも同じです。

ファストフードといえども、量が多いと、それだけハピネスも増えるのです。

もちろん、ステーキハウスや他のどのレストランも、料理の量、食べ物の大きさは日本よりずっと大きいですよね。

でもでも、それは昔話かもね。

今はインフレで、ラーメン1杯3000円らしいですから、あらゆる外食は割高になってしまい、幸せは消えているかもしれません。yahoiさんに教わってみたらいいかな。(ってよけいなことを)

4.ファスト中華がある

これはチャイナ・エクスプレス(China Express)のような、ファストフードの中華チェーンです。

酢豚、回鍋肉、焼きそば、スーラータン、いろんな中華があります。

日本食がなかったり、高くて行けなかったりする街でも、安いファスト中華があれば、結構僕みたいな安上がりの日本人は幸せを感じることができます。

日本食の代替食になるからです。

ウィスコンシン州にいたときは、毎日食べてました。

5.アイホップがある

アイホップとは、(International House of Pancake国際パンケーキハウス)という、パンケーキのチェーン店なんです。

これも昔だから、今はなくなってるかも、ですが、僕はアメリカ人の幸せの元、だと思っています。

ここのパンケーキはでっかくて、量も多くて、美味しいです。

嫌なことを忘れられますよ。

日本はパンケーキブームなのに、なぜアイホップを輸入しないんだろう。

僕のかつていたウィスコンシン州のマジソンという州都には、「フローズンカスタード」というアイスクリームみたいな食べ物がありました。

はっきりいってアイスクリームより、ずっと美味しいです。

6.ロスアンゼルスは別格

日本人が最も幸せ度を感じる場所は、ダントツでロスアンゼルスでしょう。

だって、歌でも言っているように「カリフォルニアには雨が降らない」んですもの。

それに、きれいな空気(でもないか)海があり、山があります。

日本食が安くて美味しいので、日本に帰る気がしなくなります。

ラーメンも量は多いし、美味しいし、お寿司は本格的な日本の板前が握り、これまた安くて美味しいんです。

吉野家USAの肉の量は日本の2倍だし、回転すしもあるし・・

僕の知り合いに言わせると、「英語ができなくても生活できる、アメリカ唯一の都市」なのです。

僕もアメリカ生活の最後はロスアンゼルスだったのですが、社長にしてやる、と言われて入ったのに、7ヶ月でクビにされてしまい、例のロス暴動にも巻き込まれ、帰国を余儀なくされたのでした。

その顛末は、またいつか。

明日は「日本人の幸せ度が低い理由3、教育編」を予定しております。

野呂 一郎
清和大学教授


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