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苦しい時こそ「考える」

こんにちは、のろっこです。

「考える」ことは、基本的に苦しいです。

なぜなら、「考える」にはエネルギーが必要で、人はエネルギーを極力使わないように生きているからです。

しかし、考えなければ、残るのは「感情」です。

感情で行動するのが人情だ、という主張もあるでしょう。
しかし、それはある種「考える」ことから逃げているだけなのです。

感情は楽です。
外部から情報の入力を受けると、自然と発生するように出来ているからです。
つまり、考えなくても感情は発生するので、そちらの方が楽なのです。

「人間は考える葦である」という言葉は有名ですが、この言葉は全ての人間を指しているのではないと感じています。

多くの人は考えないただの「葦」であり、人類への戒めとして、「考えろ、考えることが人間の武器だ」と道を示しているのではないかと感じています。

やや話が脱線しました。

要するに、考えることは非常に「苦しい」ことなのです。
苦しいからこそ、多くの人は考えようとしないのです。

しかし、考えなければ問題は何も解決しません。
それどころか、考えない人は「問題」に気付くことが出来ません。

問題に気付かず、なんとなく胸がつっかえたような気分になり、感情で鬱憤を晴らそうと試みます。

そして、その感情の矛先は、多くの場合「他人」に向けられます。
悪く言えば「八つ当たり」です。

厄介なことに、これで「鬱憤を晴らす」ことが出来るのです。
このように、感情では本質的な解決が難しいのです。

ここで、どうやったら「問題」に気付くことが出来るでしょうか。

それは、「苦しい」と感じた時に問題が潜んでいます

「苦しい」というのは、そこから一刻も早く抜け出したいという状態です。
それは、「考えることから逃げたい」という拒絶反応でもあります。

つまり、「苦しい」と感じた時は、考えるべき対象があるはずなのです。

それを「問題」として捉えれば、あとは「原因」と「対策」を考えていけばいいのです。

ここで、原因は、出来るだけ細かく、詳細に分解するのが好ましいです。

なぜなら、「対策」を考えるのが容易になるからです。
原因が明確になれば、対策も明確になります。

そして、対策した結果、「効果はあったか」を自分でチェックする必要があります。

もし効果が無かったのであれば、問題と原因と対策についてもう一度見直す必要があります。
そして、もう一度対策を実行し、「効果があったか」を再度見直します。

こうやって、別のアプローチで問題に取り組んでいきます。

次第に、問題が何なのかが明確になってくるでしょう。
問題が明確になれば、解決するのは容易です。

またしても話の本筋から逸れてしまいました。

要するに、苦しいときこそ「考える」、そうすることで問題に気付くことができ、解決への一歩を踏み出せる


では、本日も思索して良い一日を。

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