HSS型HSPの人ほどやりたいことを見つけて欲しいなと思う。
自分のような人間にはやりたいことを見つけるのが困難だ。やりたいことを仕事にすることに滅茶苦茶高いハードルを課すからだ。「自分ほどのスキルで出来るだろうか。もっと努力しなくてはいけないのではないか」、「そもそも飽き性の自分は続くだろうか」等々多角的な方角から横槍が入る(我ながら自分の最大の敵は右脳だと思っている)。僕はやりたいことは努力、または生活の延長線上にあると考えていた。努力が実った先にある自分の知識の中にある選択肢(思いつく限りのゴール)、あるいはスキル、長所という点と点が結びついたものがやりたいことだと思っていた。また、成功者の誰かや就活のアドバイザーがそう言っていた気がする。それを鵜呑みにした僕は謎の行動力と努力する力は兼ね備えているので気になったこと、また何事においても研鑽を始める。そしていつしか「高いスキルを持つこと」が目的になり次第にモチベーションはなくなる。また、僕が気づいたことで言うと自分のためにやりたいことは厳密にはやりたいことではない。趣味である。趣味だからやりたくなくなったり飽きたりなんて当たり前だ。飽き性の僕に必要なことはスキルやモチベーションではなくこの世界に蔓延るおかしいことをおかしいと当たり前のように思う素直さとそれらに付随して湧き上がる「出来ない理由」を一旦切り離す作業だ。いくら飽き性でも価値観は変わることはないし、なんなら他人に優しい人が本気を出したらえげつない影響力を与えるに違いない。まじめで努力も出来るんだからその本気は計り知れない。
この動画を観て質問者の方が本当に自分のように感じた。慎重な心を持っているだろうから可能か不可能かどうかもセットで考えてしまうのだろう。慎重な人はリスクを考えるのがプロ級なので出来るイメージが持てない。「こうなったら良いな、ああなったら良いな」と実現可能かどうかを分けて気軽に考えることに慣れることが出来たらいいなと自分自身に向けても思う。
P.S 「やりたいことの見つけ方」を読んでみて、作者の人の文章の感じが論理的で読みやすく、作者自身の価値観が自分と似ていたというのもあってもしかしたら自分と同じようなタイプなのでは!?と親近感を持ったのですが動画を観て自分の持ったイメージとのギャップに驚いてしまいました。結構繊細な人かと思ったらそういう感じの人か…と。いや、自分も熱中してたり感情移入したらこんな感じになるのかもなので何か言うつもりはないです。サムネが個人的に過激に感じて最初この動画を視聴する気にはなれなかったのですが結果的に視聴することで得るものがすごく大きかったと思っています。(赤い字ってなんか怖く感じません?と思ってしまう)。haLさんは多分最初に作者が提示したやりたいことの道に対して瞬時にいろいろなデメリットが頭に浮かんだんだろうなと個人的に感じました。それと「これだ」っていう感覚が瞬時に湧き上がるものだと思っていてそれが来なかったので少し納得できなかったのかもしれないと勝手に推測してしまいました。でも多分その感覚って行動していくことで後から感じていくものかと。価値観に関してですが「これっておかしい」と思う芽が生えていたら十分だと個人的に思います。あとやりたいことが上手くいかなかったり失敗してもそれまでに誰かひとりを助けられたり救えられたら立派な偉業だと僕は思います。だから途中でやりたくなくなってしまったり投げ出してしまったとしても自分を責めることだけはしないで欲しいなと思います。