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タスクシュート総決算 2024 の感想(後編) 〜必要を洞察し、夢を共有せよ!〜

前編では、かめりんさんの「オープニングアクト」と、大橋さんのセミナーの内容について、特に印象に残った点を中心に振り返り、
二つの話の「つながり」から考えたことと、個人的な課題や来年の抱負にまで引き寄せて、語らせてもらいました。

たくさん読んでいただき、反応をくれた方もいて、嬉しい限りです!

後編では、引き続き、佐々木さんと j さんの講演の(ごく一部にはなってしまいますが)感想を書いていきたいと思います。

長くなり過ぎてもアレなので、早速、始めていきましょう!


夢を共有する話

前回、佐々木さんの話を飛ばしたのは、もちろん、実際のセミナーの順番よりも、内容の関連性の強さを考慮したからなのですが、
実は、タスクシュート総決算 2024 における、個人的な「推しポイント」はどこか?と訊かれたら、私は、この辺りを挙げるかもしれません。

タスク・時間管理術どころか、人生を考える上でも、大袈裟でなく、かなり核心に迫るものでしたし、
私も含め、普段から、佐々木さんのポッドキャストを聴いている人からすると、なかなかのファンサービスでもあったのではないでしょうか?

今まで、断片的に、色々な話を聴いてはいたのですが、改めて、点と点が繋がってきたというか、はっきり整理されたような印象です。

そうでなくとも、実体験に基づく、これ以上ないほどに実感のこもったお話で、誰しも、共感する部分はあったのではないかと思います。

まず、「やった方がいいことリスト」が増えていくのは、独りで活動(しようと)するからだ、というのは、個人的にも、結構、グサっときました。

映画館で独り、タブレットを見つめているイメージが、頭から離れません。

そして、その根本的な原因は、心の奥底で「現実や他人は、自分を害する」ものだと、恐れや不安を抱いているからではないか、と。

それには、当然、「時間を奪われる」というような感覚も含まれます。

では、これを克服していくためには、一体、どうすればいいのかというと、ここで登場してくるのが、「グッドバイブス」ですね!

今、確認したら、私がこの本を読んだのは、2021年の中頃だったようで、これを機に、そろそろ、読み返したい気もしてきました。

ちなみに、タスクシューターの中でも、どれくらいの認知度なのか分かりませんし、せっかくなので、勝手に宣伝しておくと、
関連書籍を読んだことのない人には、倉園さんと佐々木さんとの共著から入るのもオススメです。

また、私が、佐々木さん経由で倉園さんを知り、興味を持つに至ったのは、
確か、お二人でお悩み相談を受け付けていた「グッドバイブスな人生(ぶっちゃけ)相談」という、動画シリーズの影響も大きかったと思うので、
掘り返すようでちょっと恐縮ですが、まぁ、良い機会ですし、チャンネルのリンクも貼らせてもらうとしましょう。

ともあれ、少し話が逸れましたが、しかし、実のところ、今回のお話は、
言ってみれば、「グッドバイブス的なタスクシュートの使い方」にも通じてくるかと思うで、これは、非常に重要なリファレンスとなります。

結論としては、「現実は自分を迫害しない」と決める(決めつけておく)ことが大切で、そうすると、あるがままを受け入れられるようになり、
他人を全肯定し、「他人のためのタスク」に集中できるようになれば、独りよがりな「やりたいことリスト」には、もう振り回されなくなるわけです。

そんなタスク・時間管理が実現できるのは、きっと、タスクシュートだからこそなのではないでしょうか?

ただ、その凄さ、豊かさが伝わるのって、結局のところ、すでに、割と良く分かっている人だけだったりする気もするんですよね。

理解はしていても、本当に実践できるかどうかは、また、話が別ですし。

正直、私自身も、まだまだ、学ぶべきところは多いです。

本当に分かっているのか?と言われると、私と同じように、まだあまり実感は湧かない、という方も多いかもしれません。

とは言え、ご安心ください。

佐々木さんの講演では、そんな人でも、とにかく、まず、何をすればいいのかという点についても、ヒントを与えてくれていました。

つまり、問題は、「夢の共有」が上手くできていないことではないか、と。

であるならば、何はともあれ、それを目指していけばいいのです!

少なくとも、「仕事(プロジェクト)とは、二人以上の夢の共有である」という点に、異論はないでしょう。

そういう目で見てみれば、どんなタスクに力を注いでいくべきなのかは、自然と分かってくるはずなので、私も、その辺から始めてみようと思います。

必要を洞察する話

さて、最後は、jMatsuzaki さんの講演についてですが、なんとも、もの凄いボリュームとクオリティ、そして「情熱」に溢れた内容でしたよね!

なんなら、このセミナーを聴いただけでも、参加費の元は取れているんじゃないかと思うほどです。

いっそ、単体でパッケージ化し直して売り出してもいいくらいだという気もしますが、そうは言っても、ここでは、やはり、
イベント全体の中での位置付けといいますか、他の方々のお話との相乗効果にも着目して、個人的に、特に心に響いた点を、ご紹介したいと思います。

そもそも、実は、イベントの数日前に、Twitter(自称 X)上で、こんなアンケートが実施されていたのですが、投票しましたか?

もちろん、この「jMatsuzaki マトリクス」についても、セミナー内で解説があったわけなのですが、
私も、例に漏れず、その内容には、かなりの感銘を受けました。

というか、佐々木さんの話を受けて開いた傷口に、塩を塗り込まれたようなものかもしれません(いい意味で)。

つまり、端的に言えば、期待度は低くとも、責任のあること(第二領域)にこそ、もっと着目すべきであり、
自らの期待を満たそうとするのではなく、たとえ、自分にとっては退屈に思えるような行為であっても、
むしろ、その必要性や、自分に求められていることを洞察することが、現在に集中した、豊かな生き方へと繋がってくる、といったところでしょうか。

特に、「自分時間」を優先しがちな私にとっては、痛いところを突かれた感じで、第三領域においては、責任がないからこそ、孤軍奮闘になりやすく、
期待度も高いため、「思考が未来に偏りやすい」というのは、まさにその通りであり、思えば、「順算思考」からは、程遠い考え方ですよね。

逆算で考えるのではなく、あるがままの現実を観察し、受容していくと、必要な行動は、自ずと見えてくるものだから、
その、自然と起こる行動に抵抗せず、身を委ねれば良かったのです。

すなわち、現在に意識を込め、目の前の「波」に乗ればいい、と。

そうすれば、独りよがりで、非現実的な計画を立てて、その通りに遂行しようとするよりも、よほど上手くいきやすいだけでなく、
予想を超えた良い結果が得られることも多いということは、タスクシュートを使った実践を通じて、確かめていくとしましょう。

ちなみに、上の投票のツイート(ポスト)についてですが、j さんの講演を聴く前から、以下のように反応されていた方もいて、印象的だったので、
勝手ながら、ついでに、記録として残しておきたいと思います。

タスクシュート認定トレーナーは、皆さん、それぞれにスゴいのですが、まさしく、お手本のようなお手本ですね。

まとめ

というわけで、タスクシュート総決算 2024 は、改めて、タスクシュートと、その界隈の素晴らしさを、一端であれ、体感できたイベントでした!

前回の記事では、流れに身を任せつつも、目の前に来た波をうまく乗りこなす「柔軟性」こそを、磨いていくべきなのかも、などと書きましたが、
もっと言えば、それは、いま必要とされている行動を洞察した上で、夢を共有し、「他人のためのタスク」に集中しようという心掛けでもあります。

結果に対する期待や「やりたいことリスト」に振り回されず、行為に意識を込めることそのものを、目的とするのです。

と言っても、やっぱり、難しいと思われますかね?

まぁ、私も思いますし、だからこそ、私の来年の目標の二つ目は、第三領域に執着せず、第二領域のタスクを増やすことだったりもするわけですが、
最後に、もう一つだけ、大きな手がかりになりそうなものを、共有しておくとしましょうか。

それが、こちらのマガジンです!

いやいや、まだ(勝手に)宣伝するのかよと思われたかもしれませんが、もちろん、別に、回し者ではありませんよ?

今まで、あまり紹介する機会がなかったので、便乗していることは確かですが、めちゃくちゃ関係のある(どころではない)話だと思うので、
今回のようなテーマに、何か感じるところがあって、存在を知らなかったという人がいたら、是非、覗いてみることをオススメします。

まぁ、なんというか、私なりの解釈によると、足りないのは「時間」ではなくて、「愛」なんじゃないか?と、自戒を込めて言いたいわけなのですが、
そして、それは何も、精神的に成長しろと言っているのではなくて、むしろ、大切なことを「思い出す」ようにと、促されているのですが、
さすがに、こういった話は、そう簡単に伝わるものでもないと思うので、私の口から話す(書く)のは、このくらいにしておきましょうか。

なんだか、最終的に、倉園さんの話に持っていかれた感もありますが、これもまた、ある種の「愛」の表れということで。

ではまた。

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