悲しみの正体が愛だった
お父さんが死んでから何かの苦しみがずっとあった。
今日、その苦しみにが何かわかった。
お父さんが死んだことは苦しかったけど
それ以上にお父さんが死んで悲しむお母さんを見るのが苦しいことに気づいた。
お母さんへの愛情から湧き出る苦しみってことに。
仕事から帰ってきてドラマを見てるお母さん。
CM中に首がお父さんの写真の方を向いてる。
どんな表情をしているかわからないしどんな気持ちかもわからない。
でもその背中は何にも形容し難い悲しさがある。
それを感じるために僕は心が苦しくなる。
苦しんでほしくないとは思う。
だけど、僕にできることは僕が生きているってことしかないような気がする。
でもそれは大きいようで小さいようで。
それだけじゃ何も変わらない気もしてる。
だけど僕はお父さんにはなれないしお母さんを支えられるほど強くはない。
どうしたらいいかあまりにも分からなすぎる。