Rope Pearlの簡単な使い方
初期設定が終えたら早速生成してみましょう!
Rope Pearlの起動と初期設定についての記事はこちら
Rope Pearlの使い方
起動すると以下画面になります。
(1)元動画の選択
まず土台となる元動画を選びます。
画面では素材動画は1つしかありませんが複数ある場合は複数表示されます。
左の一覧から動画を選ぶとメイン画面に表示されます。
(2)変換元となる顔を選ぶ
メイン画面を再生したり、シークバーを動かして変換したい顔を選びます。
顔の角度や表情によってはうまく変換されないことがあるのでなるべく顔全体が映り、正面向き、目がしっかり開いているものを選んでください。
このあたりは色々変換していくとすぐにつかめるかと思います。
(3)変換元の顔を指定する
次に画面中央下にあるFind Faceをクリックし、変換元の顔を指定します。
ソフト側で顔と認識されると画面のように追加されます。
風景だけであったり、顔が認識できないような状態のときはこのFind Faceを押しても追加されないので認識されそうなシーンを選んでください。
(4)変換先の顔を選ぶ
Select Faces Folderのリストから変換する顔を選びます。
選ぶと赤い枠が付きます。
(こちらの手書きも赤で分かりにくいですが・・・)
(5)静止画での顔入れ替え
いよいよ顔入れ替えになります。
まずは入れ替え具合の確認のような形で静止画状態で変換されます。
画面のように入れ替え元と入替先をクリックして赤枠状態にします。
二つが選択(赤枠状態)できたら画面中央下のSwap Facesをクリックします。
ここで初めて変換処理が開始され、お使いの環境に依存しますが数秒~10秒ほどかかります。古いGPUやCPUだともっと時間かかるかと思います。
画面ではすでに入れ変わっています。
顔がぼやける場合は画面左上のRestorerを有効にし、GFPGANを選択してください。有功にしたタイミングでGPU処理が発生します。
このあと動画全体を変換する場合もこの顔の感じで変換されます。
ですのでイマイチの場合は、
・変換先の顔写真を別のものにする
・変換元の動画が画質が悪い場合は高画質処理する
・元動画を別素材に変える
こんな手法を取るとガラっと変わります。また変換先の顔写真を画像処理ソフトで明るさや前髪の有無を変えてみるのも有効な方法の1つです。
また変換先の顔写真はなるべく肌加工などしていない素の状態の方がよく似る傾向あります。目がバカデカくてあごがシャープでお肌つるつるの写真を使うとほぼ似ません。。。
(6)動画変換
動画全体の変換処理を行います。
まずシークバーを左端に移動させます。
メインウインドウの一番左のボタンを押すことで先頭に戻ります。
逆を言えば、このシークバーがある位置から変換処理が開始されるので最初は変換不要な場合は戻す必要はありません。
変換開始位置が決まったら、メインウインドウの録画ボタンを押し、そのあと再生ボタンを押すと変換が始まります。
画面のように〇と三角がアクティブになると変換が開始されます。
変換された動画は初期設定で指定したフォルダに保存されます。
当方手順で行った方はC:\deepfake\outputフォルダに保存されます。
<備考>
変換を途中で止めたい場合は三角ボタンを押すことで止まります。
都度都度出力されているのでそこまでのシーンは見れます。
まずは変換できる喜びと楽しさを味わって頂きたく思います。
顔がぼやけていたり、途中で外れたりする場合は以下の記事を参考にして色々試してみてください。
当然ながらオプションを付ければつける程処理は重くなるのでご注意を。