中学の定期テストの平均は80点に

ミライ: このT先生が話題なんですが。

嫌われていたいい先生の話 - 糸魚川ロングブログ

結構長編でとても面白いのですが、今回は、この中の一点に注目してみます! 

フツクロウ: ホウ。

ミライ: ここです。

そして実際、定期テストはワークの問題がズラーッとほぼそのまま出て『めちゃくちゃ簡単なテスト』と言われた。語句を覚えている限りは。つまり、僕らのほとんどは頑張れば確実に点が取れるとわかっている定期テストのために、語句をしっかり覚えていた。シリコンアイランド、ウォーターフロント、メガロポリス……そんな言葉の意味を結局はしっかり覚えていた。勉強してもテストの点がどうなるか見当もつかない英語や国語のテスト勉強をするよりは、ワークの通り出るとわかっている社会のワークをまず何周もした。学年の平均点が80点前後になり、通知表の「5」をもらうためには中間・期末の両方で98点を超えなければいけないと言われたほどだ。それぐらい、社会はみんなしっかり勉強したのだ。無勉ならば30点を切るようなテストであることは、変わりないのだから。

フツクロウ: 我々がイメージしようとしていたテストじゃな。

ミライ: そうです。文字の識字率がほとんど100%になったように、義務教育もテストが平均80点とかになるように教えられるべきだと考えてきました。それの具体的な例なんです。

フツクロウ: このように高く評価されている先生のテストが具体的にそうだったというのは、心強いの。

ミライ: ですねぇ。

フツクロウ: 今までの競争社会の枠組みの中で、公立学校の中でも順位を決めなればならないような雰囲気があったが、これからは、「みんなができる」ように変わっていくじゃろうな。

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