ワールドザワールドの世界観
世界観というと難しいのですが、「なんかみんな仲良く平和」って感じでしょうか。
昔に地図を作ってたことがあって、そのおかげで自分の中では位置関係が定着してるのですが、引っ張り出してみると、結構記憶と違ってる部分もありました。
再現してみるとこんな感じです。
拡大して見てくだされ。
素材不足でイメージと違う部分もありますが、なんとなくニュアンスで作って見ました。
東北西は山に囲まれて、南に少し山脈があるのですが、基本、崖です。
崖の下が海ですね。
「村」は鎌倉時代の町並みというイメージでしょうか。江戸時代の雰囲気かな? Dr.stoneの村の風景が近いもって感じです。(いまだにイメージが固まってないのが流石にしんどくなってきた)
「町」は「村」の何倍も広い。京都市〜東京二十三区くらいをイメージかな。
そして変人が多い。
この変人が多いってのは、書いてますね、昔の紙に。
あと、縮図が場所によってバラバラですが、今まで書いた話によく出てくる「町」と「村」それ以外の場所がずっと広く残っているというイメージで、図としては「いろんな村や町、集落」と書いてある部分とか、「町」から「森」に行くまでの間には地図での距離感以上にあると思ってください。
ワールドザワールド全体で近畿地方くらいの広さかなーっと思ってるのでだいぶ広いです。
人口は知りません。思いつくだけ人がいるのでしょう。
……ざっとこんな感じですね。
と言って提出できるほどの情報量じゃないですけど。
ちなみに豆知識ですが「12 花嫁の歌」で森の女神がいた森は、村の西にある方の森です。
ファンタジー作品を作る際には文明レベルというのがすごく重要になってきますが、それもこの世界においては謎です、ええ。
紙芝居が人気なのに、ゲーム機もありますから、よくわかりません。
世界観と題しましたが、胸を張って提示できるほどの世界観がない。
しかし、それにも実は考えが(ないようで)ありまして、「世界観を作らない」という作品のテーマだったわけです。
異質なものをどれだけ詰め込んで成立させることができるのか?
世界観というのは排除によってできるのです。
——ゴスロリにこういうものがあってはいけない。というポリシー的なやつ。
——魔法の世界にこれはない。という雰囲気的なやつ。
——アンパンマンの世界にこういう人はいない。アンパンマンの世界にいちゃいけないタイプの人を出しちゃダメなことは想像つくでしょう。
そういう排除のない世界です。
そういう排除なしに、できるだけ全て入れて且つ成立させる、それが夢です。
現実世界はそれが可能です。良い悪いは別にして、人間が思いつく全てがあります。エヴァンゲリオンあるしアンパンマンもあるし、それらが好きな人もいれば嫌いな人もいる。神もいれば殺人もある。音楽も小説も絵画もあって、魔法という概念も異世界転生というテンプレもある。
現実で可能ですから、作品世界ももしかしたらできるかもしれません。だから動物が喋ることもあれば、動物が動物である場合もある。文明レベルも世界観を崩壊させないで全て取り込む。江戸文化も最新機器もスチームパンクも同じ世界で成立させたい。
それが、もしかすると世界観なのかもしれません。雑多な統一。