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のり子
2022年6月2日 18:59
・・・・・・ わたしが目を覚ますと、やはりもう兄は部屋をでていて、そこには誰もいなかった。 わたしは歯磨きだけをして、服を着かえるとそのままもう家を出ることにした。 わたしは何も持たず玄関まできて、靴を履くために座った。 わたしの靴をとって足をいれたそのとき、ガチャリと目の前で扉がひらいた。外のほうが明るいようで、そこに立つ謎謎くんは光に溶けてとっさには見えずらかった。「謎謎
2022年6月1日 13:07
わたしたちは、海へ到着した。 海とは云い条、砂浜ではなく港である。わたしはどっちも好きだけれど、兄は港の方が好きなのである。なぜなら、ほら静かにすると聞こえてくるでしょう。波が港のわきにぶつかって とぽん とぽん どぽん となる音が。これが耳に響いて心地よいのだそうだ。 わたしたちは鎖をまたいでコンクリートの岸に足をさげて座った。 きょうは早朝に水族館へ、それから両親の家を出てこの町