CyberGull Car life factory

カーフリークの世界へようこそ! NORIZとそのカーライフ、得てきた情報、理論・哲学な…

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カーフリークの世界へようこそ! NORIZとそのカーライフ、得てきた情報、理論・哲学などを書籍風にまとめていけたらと思います。完全に趣味の世界なので、気ままな更新はお許しください。また、個人の経験から作られたものなので、見解の相違は多々あると思います。温かい目で見守りください。

最近の記事

フィルターによる濾過性能の違い

愛車のオイル管理にとって欠かせないオイルフィルターだが、純正品だけではなく、格安のものから、高性能なフィルターまで様々なものが市販されています。 そこで、今回は、1個500円のリーズナブルなオイルフィルターと、1個2000円ほどの高性能フィルターについて、そのろ過性能の違いを比較してみました。 検証は、同一のメーカー、同一の粘度のオイルを使用して、3000km走行し、走行後のオイルの汚れを比べてみるという方法で行いました。走行に関しては、毎日ほぼ同じ距離を同じような条件で走

    • オイルフィルターの役割

      エンジンオイルを管理していくうえで大切なパーツの一つにオイルフィルター(オイルエレメントとも呼ばれるがこの記事ではエレメント=フィルター内のろ紙として扱う)というものがある。 オイルフィルターは図のような構造をしており、フィルターエレメント(※以下エレメント)外側から入ったオイルがエレメントを通って中央部分からエンジンに戻っていく仕組みになる。 そのエレメントを通過する際にオイルに混ざったエンジン内部の汚れやカーボンスラッジがエレメントにより除去され、汚れの少ないオイルが

      • エンジンオイルの役割

        エンジンオイルの役割は主に5つに分けられる。 1.潤滑作用 2.密閉作用 3.冷却作用 4.洗浄作用 5.防錆作用 1.潤滑作用  潤滑作用についてはエンジンパーツをオイルがコーティングすることで、作動している金属同士の摩擦を減らし、摩耗を防ぐ。また摩擦による発熱を軽減したり、摩擦エネルギーによるエネルギーロスを防ぐ。一般的にはオイルの粘度が高いほど高温高負荷の状態でも油膜を維持することができるが、レスポンスや燃費への影響など使用状況とエンジンに見合った選択が必要である

        • エンジンオイルとベースオイルの種類

          エンジンオイルを選ぶ際の基準として、粘度と共に重要なのがベースオイルである。エンジンオイルには大きく分けて3つの種類があり、それぞれベースオイルの組合せによって分けれられている。 ベースオイルとは、グループⅠ~Ⅴに分けられており、原油を常圧で蒸留したものをろ過し、不純物を取り除いたもの(グループⅠ~Ⅱ)を鉱物油。蒸留した原油を一度分解し、ベースオイルとして最適な形に精製しなおしたもの(グループⅣ~Ⅴ)を化学合成油と呼んでいる。高度水素分解してから生成しなおしたグループⅢにつ

        フィルターによる濾過性能の違い

          エンジンオイルと粘度

          エンジンオイルなど、オイルを選ぶときの基準として、まずは自分の信頼しているメーカー、またはベースオイルや添加剤の種類から選ぶというものがあるが、もう一つ、オイルの粘度など、その性能から選ぶということも重要である。 今回は、オイルの性能をの中で重要な粘度について触れていこうと思います。 エンジンオイルの缶を見ると、様々なアルファベットや数字で書かれた部分が存在します。これがオイルの規格を表す数字になります。 このオイル缶に書かれているSPという記号はAPI規格、GF-6と書

          エンジンオイルと粘度

          ロータリーエンジンのメンテナンス

          RX-7、RX-8のメンテナンスにおいて大切なのは、その至宝であるロータリーエンジンのメンテナンスにあります。ロータリーエンジンのメンテナンスで大切なことは 1.オイルの管理 2.点火系の管理 3.燃焼室の洗浄管理 の3つであり、これらはすべて燃焼室にカーボンスラッジを溜めないということにつながります。起こりやすいトラブルから調べていくと消耗品以外でロータリーエンジンの寿命に関わってくるトラブルはほぼすべてここにつながってきます。 1.オイルの管理 ロータリーエンジンのメン

          ロータリーエンジンのメンテナンス

          燃料添加剤の効果

          燃料添加剤には大きく分けると燃焼室及び燃料ラインを洗浄する目的のものと、ノック値を高めたりするなどしてパワーを向上させるものとに分かれるが、ここでは前者の清浄剤としての添加剤について書いていきたい。 ガソリンは主に炭素と水素から成る炭化水素であり、これが空気中の酸素と燃焼し、二酸化炭素と水(水蒸気)に変わってマフラーより排出される。この時、理論空燃比というものが存在して、ガソリン1に対して空気14.7がちょうど過不足なく二酸化炭素と水蒸気に変化する比率と言われる。これよ

          燃料添加剤の効果

          ガソリンの種類による違い

          ガソリンの種類 ガソリンにはレギュラーとハイオクがあり、オクタン価によって区別されている。 オクタン価とは、ガソリンのエンジン内での自己着火のしにくさをあらわす数値であり、日本ではJIS規格でレギュラーがオクタン価89以上、ハイオクが96以上となる。 レギュラーガソリンバーター取引によって各社が在庫を融通し合っているため、スタンドで入れる際にはメーカーによる性能の違いはないと考えられる。ハイオクには清浄剤等が含まれるため、レギュラー仕様車でもハイオクを入れたほうが良い

          ガソリンの種類による違い

          愛車遍歴

          シルビア S14 社会人になって最初に買った車。 仕事している時と寝ているとき以外は時間もお金もすべて注ぎこんだ青春の車。雑誌に載ったり、メーカーさんと知り合いになったり、関東中のサーキットかけめぐって、1秒でも早く1馬力でも多く上げることばかり考えていた。 が、ある日突然のパワーダウンに見舞われる。そして、原因を究明できないままお別れとなる。今考えてみれば、若さゆえの無知からくる別れであった。 シビック EG6 シルビアが激しい車になりすぎて、通勤車としては困難となり

          Nice to meet you !

          はじめまして。カーフリークの世界へようこそ! ここ、NOTEでは、クリエイターことNORIZとそのカーライフ、得てきた情報、理論・哲学などを日記やブログとは一味違った書籍風にまとめていけたらと考えております。完全に趣味の世界で作っているものなので、気ままな更新となることはお許しください。また、個人の経験に基づく主観で作られている文章なので、見解の相違は多々あると思います。その場合はぜひ温かい目で見守りいただけたら幸いです。 NORIZについてごくごく普通の人間です。ただし車