当たり前をアリガトウに変える。
全盲海洋冒険家の岩本光弘さんの
言葉です
(先日の『ラジオ深夜便/アーカイブス
_見えないからこそ生きられる』)
ここでの「当たり前」は、
日常で見過ごしてしまう
ありふれた瞬間だと解釈しました。
「いま見えること、
歩けること、
音が聞こえること、
花が美しいと思えること
に感謝」
すれば、
「当たり前をアリガトウに」変えることができる。
ついついそれを
忘れてしまいますね。
「もっともっとほしい、
あの人よりいい暮らしをしたい、
美しくなりたい、
頭がよくなりたい、
高給取りに」
と、
欲望がつのるのは、
「人と比べるから」。
これも、
ついつい
忘れてしまいます。
*
いま、もっているものを
改めて大切に。
何気ない瞬間に感謝し、
幸せをキャッチできる、
そんな「心」を私も、
もちたい。
*
食事を出し、
器を下げるたびに、
母が言う
「アリガトウ」に、
心揺さぶられる。