「づつ」は「ずつ」。
の方が正しいと思っていて、
実際に現代仮名遣いでは「ずつ」が推奨されるが、
歴史的仮名遣いを辿ると「づつ」も存在し、
100%間違いとは言えないらしい。
「岩波講座/日本語7」(77年刊)にも
「づつ」は平安期に生まれた、との記述がある。
「づつ」を使う文章が気になって仕方なかったが、
見ないようにしないと、
いけないようだ。
日本語に関心がないNHK
9月21日のNHK 「ニュースウオッチ9」では、
上野動物園の双子パンダの成長のレポートに
「少しづつ違いも」
という見出しを付け、
続けて
山梨キャンプ場女児失踪事件から2年という報には
「少しずつ前へ」
という見出しを付けた。
いくらなんでも同じ時間内の
文章ルールくらい統一してほしいが、
NHKは(民放も当然同じだが)、
話し言葉にも統一ルールがない
(と思わせる局アナの日本語があまりに目立つ)。
NHKの日本語は正しい、
というのは都市伝説である。
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