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物事が始まるチャンスを私は逃さない。 たとえマスタードの種のように小さな始まりでも、 芽を出し根を張ることがいくらでもある。

そう語ったのは、あのフローレンス・ナイチンゲールです
(先日の『yes!~明日への便り』)。
決して社会から称賛される職業ではなかった“看護師”という職を
「白衣の天使」と呼ばれるまでに高めた生涯で彼女は、
真っ直ぐな気の強さを発揮していたとも言われます。

その心の強さが、
マスタードに見えるあの小さな種のような可能性でさえ、
チャンスととらえるアグレッシブさを生んだのでしょうか。

少女時代に統計学の本を読んでいたという、彼女の分析力からみてさえも、
いや、統計学ではあきらめねばならない、壁があってさえも、
そこに、チャンスがあると。


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