才能とは、頑張らなくてもできること。
それに気づいたと言ったのは。
「東京タラレバ娘」をはじめ、超売れっ子と
言っていい漫画家・東村アキコさんです
(先日の『あさイチ』)。
自作「稲荷神社のキツネさん」の原作者である
町田真知子さんの言葉にあったらしいのですが、
ご自分でも「血を吐くような努力なんてしていない」と
言われていました。
「楽しくやって20年、好き放題やった」と言えるのは
まさに才能があったからでしょうが、
プロ野球の打者の絶妙なバットコントロールや、
サッカー選手の俯瞰で見られる眼など
よく「教えてできるものじゃない」と言われる技術には
「才能」という表現が似合う気がします。
その意味では、日常の身のこなしや対応にも、
頑張らなくてもできる人と、
頑張ってもできない人の差は
あるような気がします。
そして本当は、わずかでも頑張らなくてもできることを
生業にするのが、幸せへの近道だなと思うのです。
もちろん、才能を信じて進んだ道で、
挫折を味わったとしても、です。