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障がい者福祉研究所の皆さんとのお話

昨日、障がい福祉研究所の皆さんと今後の障がい福祉のあり方について意見交換をさせていただきました。
議題としては、①各施設の皆様が利用者支援で特に力を入れていること、②運営や支援を行う上で困っていることや問題点、③コロナ禍での各施設の苦労や対応状況、④親亡き後の終の棲家問題、⑤地域との連携及び防災の対応への対応方法の5点でした。

④親亡き後の終の棲家については、経過型の入所施設ではなく、グループホームでは対応しきれない利用者に対して、ハード面・人材面で充実した終の棲家としての入所施設が必要な利用者も存在していることについて、相互とも同じ問題点を感じていることがわかりました。

強度行動障害や触法をする障がい者についての支援について、社会福祉法人をはじめとする民間が支援することが前提になってしまっていることについて、限界を感じることを個人的な意見として述べさせていただきました。

社会福祉法人の存在意義として、支援が難しい方たちの支援をしなければならないことは重々承知しているのですが、契約制度では『支援のギブアップ』が難しい状態になっている。
やはり公的な機関が社会福祉法人のセーフティーネットととして存在してもらえればありがたいというような内容の個人的な意見を言わせていただきました。

利用者の作業や仕事について、他の施設や会社の成功した支援、作業内容をビックデータにして、支援者間でその情報を共有することができれば、支援の幅や新しい作業の提供ができるのではないかという意見をいただきました。本当に参考になり、何とか形にできればと考えています。

とても有意義な1時間半でした。

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